~~おととい(22日)からの続き~~ 今日は、外国人の方にご登場願おう。
ワタシ、羽田空港に行きました。
ニッポンに来て、まだひと月なのですが、福岡に出張なのです。
ニッポンに来たのも、蕎麦と寿司が好きだったからなのですネ。
ラッキーだったのは、空港に蕎麦屋があったので~す。
あの独特の醤油のニオイはすぐに分かります。
店の前のテーブルでは、ニッポン人の方が、蕎麦をすすりながら、
握り寿司を食べておられました。
ニッポン人は、いつも表情が変わらない印象なのですが、
食べ物を食べる時だけは、
おおげさに旨そうになさる国民なのでしょう。
そのヒトも、典型的な旨そうな顔をなされていたので、
ワタシもすぐに食べたくなりました。
ところが、おおきな壁が立ちふさがったのです。
チケットの自動販売機です。
カウンター内の若い真っ黒の目の女性に、千円札を見せたのですが、
「カード支払いだけ」と言われました。
機械を見ると、写真は見えるのですが、文字が日本語だけで、
理解できません。
カンで、やみくもに押してみたのですが、先に進みません。
すると、ハシをくわえたニッポンの若い男の人が、
ワタシの肩をトントンと叩きます。
どうやらワタシは、天ぷら蕎麦を3バイ注文しようとしていた様です。
その上、流暢な英語で説明してくださり、天ぷら蕎麦大盛と、
ネギと玉子を、手に入れることができました。
最後に、「タンキュウ」とお礼を申し上げたら、
「へい、オーストラリアからですか?」
と握手をされました。
どうして、私の故郷が分かったのでしょうか?
とても嬉しい出会いとなりました。
そのあとですが、先ほど、おお口で旨そうに寿司を頬張っていた、
男の人が、なにやら助けてくれた若者の方にかけより、
腰を折って挨拶をしておりました。
そして、ワタシの方をしきりに見ているのです。
身体の大きなオーストラリア人が珍しかったようで、最後に、
ワタシにニコニコと手を振っていました。
こちらも手を振り返しましたが、
「外国人を見ると、古い日本人は手を振るよ」と、
国を出る時に教えられた通りでした。
さらにそのあとに、親指を立ててグゥをしていたのも、
教えられた通りでした。
暖かい国、ニッポン、好きですネ。