なぜ、いつもこんなおかしな事が起こるのだろうか?キャンプ場にいた。
夕方、水道のある場所で、顔を洗っていた。
ハイエースに日頃から常備してあるお風呂グッズから、
洗顔剤を出した。
チューブ状の、よくあるタイプだった。
ブチュッっと出し、顔にゴシゴシ・・・
ん・・・なんだ?違和感がある。
ツブツブ状のモノが顔面にひろがっている。
(最近の洗顔剤には、そういうモノもあるナ)
顔面の全体をゴシゴシ・・・
すると、ちょびっと唇から口の中に入った。
ん・・・?
しょっぱい
なんだこれは?
薄目を開けようとしたら、目の中にツブが染みてきた。
うわぁ~しみるぅ!
こんなにしみる洗顔剤もないだろう。
あわてて、水をザブザブかけ、洗い流そうとする。
しみるしみるしみるぅぅぅぅぅ~~~
洗い流し、目の前に置いたチューブを見た。
なんだコレは、歯磨きじゃないか!
たしかに冒頭の写真の洗顔剤と、よく似ている。
チューブの大きさも触感も、そっくり。
「よく見なさいヨ」
言われれば、全く別ものだが、
お風呂グッズの中に入れてあるモノである。
よく見ることはない。
手に取れば、それは洗顔剤なのだ。
いつのまにか歯磨きもお風呂のジャンルに参加させたらしい。
そういう時は、
「参加させたヨ!」
指さし点呼をするべきだ。
私の場合、こういう現象がよく起こる。
これまでも、このコーナーで素直に語ってきた。
それならば、もう少し《学習》をするべきだろう。
世の中にある、「似ているモノを近づけない」という学習だ。
しかして、ガビガビになった顔で、
夕焼けを眺めながら、七輪で焼いた羊肉を食べていた。
学習した・・・だろうか?