《犬は棒にあたってみなけりゃ分からない》 敬文舎
新刊本が出来上がった。
第四弾である。
第一弾《山は登ってみなけりゃ分からない》
第二弾《蕎麦は食ってみなけりゃ分からない》
第三弾《台詞は喋ってみなけりゃ分からない》
に続くのだが、4冊目の題名が少し変・・・
どういう意味だろうか?
いろはかるたの《い》に「犬も歩けば棒にあたる」がある。
それに似ている。
似ているが、何かがおかしい。
そう、何かがおかしいと思って頂ければ、読みやすい。
〇〇は〇〇してみなけりゃ分からない。
最近、これを略して、《みなければ分からないシリーズ》
さらに略して、
《みなわかシリーズ》と呼ばれている。
誰が呼んでいるのか?
え~とぉ~わたしではないような気がしてぇ~
ゴホン・・・いずれにしても、《みなわかシリーズ》は、
4冊目を迎え、さらに伸びる勢いである。
今回、本の最後に、俳優の風間杜夫氏から、
楽し気な言葉を送っていただいた。
風間さんとは、45年前から、劇作家つかこうへいの元で、
切磋琢磨した戦友であり、役者の先輩であり、尊敬する俳優であり、
麻雀仲間であり、楽しく呑む達人でもある。
特に呑むことに関しては、
だれよりも楽しい雰囲気を醸し出すエキスパートだ。
本の帯に写真まで載せると、まるで、
風間杜夫の出版本にみえなくもない。
実は連作の中で、「犬は」を第一弾として発表したかったのだが、
題名が、なんの事やら意味わからん、という事で、
みなわかシリーズを確立させてから出しましょう、
という運びになったのである。
さて、アナタは、
「犬も歩けば棒にあたる」の意味を理解しているだろうか?
意味を分かっていたとして、なぜ犬が登場し、棒にあたるのか?
《犬は》ではなく、《犬も》となっている訳はなに?
この謎に、筆者が挑戦しているのであります。
《犬は棒にあたってみなけりゃ分からない》
アナタと共に、ナゾを解きましょう。
~~6月5日月曜発売開始~~ 裏表紙