コレは、《ヤクルト1000》と言われるモノ。表面に、こう書いてある。
ヤクルト史上最高密度の
乳酸菌 シロタ株
ストレス緩和
睡眠の質向上
腸内環境改善
このヤクルト商品は、店では売っていない。
ヤクルトおねえさんが、訪問販売で売ってくれる。
会社や個人の定期販売もしていると、パンフも手渡してくれる。
1000ということは、1000倍の密度なのだろうか。
400というヤクルトもある。
200もあった。
スポーツで競争する時には、数字が少ない方が、褒められる。
1位が最も拍手される。
対し、飲み物系では、数が多いモノが、好まれる。
20%果汁よりも、100%ジュースが嬉しい。
最近は、糖質0だの脂質0だのが流行っているが、
究極という意味では、同感覚だ。
目いっぱい多いか、目いっぱい少ないのが好まれる世の中。
街中に、ヤクルトおねえさんが自転車でやってくる。
「1000ありますか?売ってくれますか?」
声をかけると、待ってましたとばかり笑顔をおまけにつけて売ってくれる。
シロタ株の起源にまで話が及ぶと、
パンフレットを数枚渡してくれる。
サヨナラをする頃には、1000と400と200と、ジョアまで
袋の中に入っている。
そういえば、以前、長野県の穂高町(?)だったか、
散歩をしていたら、ヤクルトの販売所から、ヤクルトおねえさんたちが、
人数たくさんドッと町に繰り出していく場面に出くわした。
壮観であった。
ハッと気づくと、私の持つ袋には、10本のヤクルトが揺れていた。
彼女たちの実力を思い知ったひとときであった。
*1000の飲み口は少しだけ大きいので、ほっぺたに付きにくい。
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