何かを編集するとか、集めてまとめるとか、これができない。
たとえば―ー
日本中の、日帰りお風呂を訪ねている。
100の単位の日帰り温泉だのスパだのにつかっている。
年間30軒の30年としても、900軒になる。
これらをきちんと書きとめ、写真に撮り、
文章をしたためたとしたら、それりの一冊ができあがると、
思うのだが、本人にその気がない。
まったくない。
ザブン~ああ、気持ちよかったぁ~
で、終いとなる。
その日帰り湯にも、さまざまな形態がある。
銭湯的なモノ、温泉に特化したモノ、道の駅とコラボしたモノ、
チェーン店、24時間営業のモノ、村営の温泉、山の中の野湯、
などなど・・・
好きなのは、村営温泉。
安い。
ご当地の村人以外は殆どいないので、伸びやかである。
適度な静けさと、いまだ残る方言の応酬。
料金は、村人は半額。
朝いちばんが、混んでいるという面白さ。
山の登山口にも、日帰り温泉がある。
山梨県の鳳凰三山や、北岳の登山口に向かう所に、
芦安温泉がある。
そこに建っている日帰り温泉は、夕方4時にノレンが降りる。
つまり、山から降りてきて、さあザブンとしたいのに、
「えっもうおしまい?」
もちろんこの温泉場は他にも日帰り温泉があるので、
ザブンには困らないのだが、
それにしても、午後4時閉館というのは、
どういう理由があるのだろうか?
いつか番台に歩みよって訊ねてみたいのだが、
なんせ閉まっているので、まだ質問ができていない。
不思議な温泉もあるものだ、おもしろい。
中には、わざわざ足しげく通いたくなるお風呂もある。
長野の白樺湖畔にある《すずらんの湯》
最大の特徴は、《水風呂》
とにかく冷たい!
サウナのあとに入るにしても、冷たすぎて凍えそうである。
初めてつかった時は、フクラハギが固まってしまい、
水槽から出ようとしても、足が動かず、
このまま冷水の中で溺れるのかとさえ思った。
なんやかや、日本中、楽しいお湯だらけである。
いつか、まとめてご報告したいのだが、
冒頭で述べた通り、まとめるのが苦手なわたし。
どうなることやら・・・
そうそう、費用対効果、コストパフォーマンスで最高なのは、
会津若松駅の目の前にある、大きな温泉施設。
なんという名前だったか・・・
Ⅰ時間では、とてもとても全部まわりきれなかった。
その上で、安い!
あそこは、やっていけてるのだろうか?
客に心配されるほどの温泉施設である。