ラグビーワールドカップが始まった。 前回の大会(日本)では、わざわざ飛行機に乗って、大分まで、
ニュージーランドVSイングランド を観に行ったりした。
今回は、さすがにフランスまで行けないので、
テレビ観戦。
とはいえ、日本戦だけ観るのではない。
全部の試合を観戦する予定。
ラグビーのルールは、常に変わってきている。
他のスポーツに比べて、変更が頻繁だし、良くなっている。
基本的に、人間の身体を大切にし、
ゲームをスピーディにする方向に変わってきている。
前回に無かったルールーー
・50:22(フィフティーン・トゥエンティトゥ)
ハーフウェイライン(50m)より手前から蹴ったボールが、
相手の22mラインを越えていったんグランド内で、
バウンドしてから、外に出た場合、
蹴ったチームのラインアウトで始まる。
つまり、攻撃側に有利なルール変更。
・重大な反則の時、イエローカードを出し、選手に
10分間のシンビン(外にでる)を命ずるのだが、
その間、8分の間にもっと重い反則かどうか、
オフィシャルが判断する。
重いと判断した場合、レッドカードの退場となる。
テレビの上に方に、黄色が出ていれば、シンビンのみ。
黄色と赤が並んで出ていれば、オフィシャルの判断待ち。
・デリバレイト ノックオン(以前からあったが、厳しくなった)
相手のボールを故意にはたき落とす行為。
たとえば、敵がパスをしている時、
そのボールをキャッチではなく、ただはたき落とす。
これまでであれば、単にノックオンとして処理されたが、
もし、はたき落としがなかったら、トライに繋がったかも、
しれないので、審判がシンビン(イエローカード)を、
出すかもしれない。
《厳しくなったルール》
・敵の頭部(首から上)へのタックル(打撃)は、
アクシデントで当たっても、ほぼシンビン(イエローカード)。
・敵の身体を柔道のように空中に持ち上げてしまうと、
イエローカードとなる。
これらを総合すると、敵へのタックルは胸から下のみ有効。
誤魔化しても、大量のカメラが、アチコチから狙っているので、
バレてしまう。
荒くれもののスポーツと思われていたラグビーを、
近代的にシステム化した。
子供のお母さんの心配を、大きく減らしたと言えよう。
さて、日本代表。
今回の収穫は、
アマト・ファカタヴァ(トンガ出身)195cm118キロ
ワーナー・ディアンズ(ニュージーランド出身)202cm117キロ
ラインアウトの時の日本チームの身長が足らなかったのを、
この二人が補っている。
リーチの身長が189cmと小さかったのが、カバーされた。
特に、ワーナーの身長は発表のたびに、
1センチづつ増えているのが頼もしい。
21歳で、まだ成長期にあるらしい。
このワールドカップが終わる頃には、
203cmの表記を楽しみにしたい。