この写真が何か分かるだろうか?ロールシャッハテスト?
では、90度回転させて、本来の写真に戻してみよう。
ここは、大分県の九重連山の、
《大船山》たいせんざんの頂上にある《御池》おいけである。
周りを岩と樹々が取り囲んでいるので、
風によるさざ波がたたず、湖面が鏡状になる。
水底も焦げ茶色の土の為、光を完璧に反射する。
大きな丸鏡が、山の上にある。
秋には、赤やら黄色の紅葉で、周囲が鮮やかな色に染まる。
それがそのまま映りこむ。
「上を見ても下を見ても」の世界が、そこにある。
「どっちがどっち」の世界と言ってもよい。
実は、湖面の岸に岩があり、その上に立って写真を撮っていた。
のだが、平衡感覚がおかしくなり、何度も落ちそうになる。
水平という感覚が狂ってしまうのである。
3時間かけて山登りしてきた人たちが、あまりの光景に、
ただ茫然としている。
今年は、真っ赤な時期を逃してしまったが、
一昨年の写真をのっけておこうかナ。