私の愛飲物にヤクルトがある。このオフタイムでも、しばしば登場した。
ヤクルトの飲み容器は、半世紀以上変わらずにいた。
いまでも、その形大きさは変わらない。
色もそのままだ。
ところが、何年前からだろうか・・・
《ヤクルト200》
これが登場し、(シロタ株が2倍になったのか?)
うなったものだった。
(2倍かどうかは、個人の感覚だったが)
すると――
《ヤクルト400》
満を持しての登場とばかり、やや大きめの容器が現れた。
値段もそれなりになった。
値段が高くなると、手が出ないものだが、
「ここぞと言う時に」
お足を出した。
すると――
《ヤクルト1000》
急にジャンプしてしまった。
途中などという概念をふっとばされた。
容器も規格外に大きくなった。
大きくなっても、フタの剥がし方は伝統を守っていた。
値段は、伝統を守っていなかったが、
味はきちんと保持していた。
《飲み物》を考えてみると、売り出してから時間が過ぎると、
基本的に量が増える傾向にある。
いわゆる《増量》。
〇〇%増量との張り紙があれば、他と比べてそちらを手に取る。
飲料メーカーの策略である。
買う側も、得した気持ちになる。
あるいは、中身の質が濃くなる傾向もある。
無果汁ジュースが、
《10%果汁入り》となり、《50%》に出世し、やがて、
《100%果汁》で満願をむかえる。
その後は、増量作戦に参加してゆく。
では、ヤクルトはどうだろうか?
一見増量したような感はあるが、そもそもが量が少なかったので、
さほど大きな器になったとは思えない。
コーラから比べれば、かなり少量である。
質は、シロタ株が増えたとの説明が書かれてある。
値段は伝統を守っていないと述べたが、
他の飲料に比べれば、さほどのジャンプをしていない。
ホップほどの上がり方だろう。
(陸上三段跳びのホップ)
さて、今朝は、フタの銀紙をキレイに剥がせるでしょうか? ヤクルトカロリーハーフ