2005年より、一日も休まずに続けてきたオフタイム。 「よく、飽きませんね」と人に言われる。
私には、「飽きる」という言葉がない。
「よく、ネタが続きますね」とも言われる。
私には、ネタという言葉もない。
ネタと言われるのは、おそらく、
「何かを書かねば」というプレッシャーを感じている言葉だろう。
毎日毎日、歩き回り、いろんなモノにあふれている世の中がある。
飽きているヒマなどない。
「いつまでオフタイムを書くんですか?」
問われたことがある。
即答した。
「電気が通じているかぎりネ」
あいやしばらく、おバカな話を聞いてやってください。
《パーミル》という単位がある。
列車が急こう配を登る時などに使われる。
「この路線の最大勾配は、80パーミルだよ」
などと、鉄道ファンが興奮していたりする。
これは、横に1000m移動する間に、タテに80m登った、
と言っている。
つまり、千分の1が、1パーミルである。
分かりやすく説明すると――
100%という単位がある。
その次の単位が、1000パーミルである。
表記は、 ‰ と書く。
試しに、いまパーミルと書いて変換すれば、この単位が表示される。
大谷翔平の今年の打率は、0,304
「三割四厘」と声に出して読む。
これとて、「さんびゃくよんパーミル」と言ってもよい。
パーミルという言葉は、これまで耳で聞いていたものの、
パーセントの弟だとは知らなかった。
いや、兄だろうか?
年齢がいくつになっても知らないことだらけ。
知るという楽しみは、生涯終わらない。
20代の頃、仲間に、
「イシマルはほんとにモノを知らないなぁ~」
と呆れられていた。
バカにされていたとも言えよう。
しかし、ヒトは知ろうとする時が、一番面白い。
ほんとうの勉強は、これから始まる。
「さあ、書を持って、野に出よう!」 八ヶ岳 おケツに熊皮