昨日、豆乳に《きなこ》を入れて捏ねると述べた。 「捏ねるとはなんなの?」
目くじらを立てた人ではなく、興味深々の目ん玉まん丸さんだ。
きなこは、子供の頃、大好きな食べ物の最右翼にあった。
餅にはきなこ。
砂糖を入れたきなこは、ごはんにもかけて食べたものだった。
そのきなこが、実は大豆の粉であり、
タンパク質のカタマリであることに気づいたのは、
随分まえのこと。
ただし、沢山食べるのがむつかしい。
そこで、牛乳に入れてみた。
大量に入れると、だんだんネットリしてきて、
スプーンで捏ねまわすようになる。
蕎麦における、《蕎麦がき》状態になった《捏ねきなこ》。
コーヒーカップ1杯の捏ねきなこを食べると、腹がくちる。
ダイエットには、最適かもしれない。
ってんで、20年前から時折、食べていたのだが、
最近、牛乳から豆乳へ移行した。
一応名前もつけた。
《豆乳きなこがき》
そうか!
「これはアレを造らねば!」
固めに捏ねた、豆乳きなこがきを、
あたためた薄目のそばつゆの中に、ボトンと落とし、
食べてみた。
じゅぶりっ
ふ~~~む、ためしていただかなくて結構です。