昨日、忘れ物が多い話をした。 では、現在はどうなのだろうか?
最もおおきな忘れ物は、車である。
「えっ、自家用車?」
はい、自動車です。
私の通勤は、電車にも乗る。
本を読むのが好きなので、車では読書ができず、
電車に乗る。
これが問題となる。
「おつかれさまでしたぁ~」
撮影が終わり、そそくさと帰り道を駅まで歩く。
ホームで早くも、読みかけの小説を取り出し、
ページをめくる。
帰りの小一時間、物語りの世界に没頭する。
やがて家の玄関を開け、風呂に入り、
ビールをカシッとやったところで、
メールをしようとスマホを探す。
「あれれ、ない、どこに置いたのか?」
車の中に置いた覚えがあり、車庫を覗いてビックリする。
車がない!
「スワッ泥棒!」
ん・・・待てよ?
スマホを車に置いたということは、今日は車で行ったのか?
んで、電車で帰ってきた――
ということは、車を忘れてきた。
ありゃりゃ、慌てて連絡を取ろうとスマホを探す。
そうだった、スマホはその忘れた車の中だ。
ならば、(まだビールを呑んでいないので)もう一度、
車で現場に戻ろう。
そうか、その車がない。
では電車で行くと、連絡しよう。
え~と、車に置いたスマホが無いので、
マネージャーの電話番号は・・・・・
こんなドタバタが起こる。
なんとも大きな忘れ物ではないか。
なさけない。
車が入るような大きな穴を掘って潜り込みたい。