《岳人》に連載している墨絵も、5年近くになった。墨絵にエッセイをつけて描いて書く。
私の場合、毎月の締め切りが待ち遠しくて、
早めに担当の方に送ってしまう。
出版界には、《締め切り日》なるものがある。
恐らく、私に知らされているのは、
ホントの絶対締め切りより、3日以上前だと、察する。
小説家にしろ、漫画家にしろ、連載は、
「まったなし」の日々であろう。
その点、私は恵まれている。
ひと月に、一枚墨絵を描き、エッセイを添えればよろしい。
ひと月に、何枚も墨絵を描いている酔狂な私は、
その中の珠玉の一枚を、差し出すのである。
とはいえ、珠玉という言葉どおりに、張りつめた瞬間がある。
一日に、5時間も描き続ける日もあれば、
ひとつの絵に、10日もかける日々もある。
さて、7月についにと云うか、やっぱりと云うか、
モンベル出版から、新刊本が売り出される。
「石丸謙二郎の画文集
野筆を片手に」
これまで描いてきたものに加え、未公開の墨絵も含めて、
一冊の本にしてみた。
いったい読む本なのか見る本なのか、
ジャンルはありません。
そうそう、その墨絵の個展を、昨年に続いて催します。
神奈川県の横須賀市の逸見(へみ)駅から、歩いて4分。
《おもしろかん按針 谷戸のギャラリー》
7月中の土日のみ、12~18時