《天気後報》 てんきごほう 長年、望んでいるテレビ番組だ。
天気予報は、あまたある。
あり過ぎるほどある。
自由に予想し、奔放に予報する。
ところが、その後は語らない。
知らんぷりである。
この奔放さが好きなので、頻繁に観ている。
予報の責任を追及したいのではない。
予想とその後の現実が、どれほどズレていたのかを、
読者(視聴者)に向けて、検証してもらいたい。
たとえば、台風が「迷走」だろうと、「爆弾低気圧」だろうと、
《現実》がどうだったのか、を知りたい。
でないと、私たちは、気象学を学んだことにならない。
明日の予想を、自分でたてられない。
ぜひ、《天気後報》をやって頂きたい。
たぶん、視聴率は高い!
天気図を解説しながら、
AIが予想したアナタの町の天気が、
予想と現実がどう狂ったのかを、ていねいに説明する。
「雨降ります」と言ったのに降らなかった理由を述べる。
「晴れます」と言ったのに、土砂降りになった理由を述べる。
指揮棒を持って解説している方は、むしろ楽だ。
責任を追及されている訳ではないので、
科学的な、その後検証に没頭していればすむ。
これまで、この天気後報が行われなかった理由は、
分かりやすい。
やれば、責任追及番組に傾いてしまうからだ。
さあ、そろそろやりませんか?
《てんきごほう》
あえてひらがなで書いた。
耳から入ってくれば、
皆が当たり前の情報番組だと認識しやすい。
はい、アナタも一度声に出してみましょう
てんきごほう富士山 宝永山