冬の時期、関東では、あっ晴れな朝を迎える。乾燥が激しく、朝陽が乾いたまま登ってくる。
いや、その前に、星々が天体ショーをきらめかせている。
その中で、日の出前の東の空に、三日月が現れる。
いま、言葉を間違えた。
三日月は、夕方の西の空に現れる月だ。
では、早朝の三日月は何と呼ぶのだろうか?
基本的に、西に沈む時の月は、《上弦の月》なので、
東から登る月は《下弦の月》となるのだが、
三日月の反対の形をしている月は、何?
単純に算数計算をしてみると、
《二十六夜月》となる。
「にじゅうろくやつき」でいいのだろうか?
そのままじゃないか。
風流人たちは、夜明け前には起きていなかったのだろうか?
・・なわけないだろうが、
「いざよい」だの「たちまち」だの「ねまち」だの、
日本語として、美しい名前をかぶせるのが好きなのに、
いくらなんでも、数字を読んだだけというのは、いかがなものか。
《十五夜(じゅうごや)》だって数字を読んだだけだヨ、
と言われれば、グウの音もでないのだが、
一応、グウをだしてみると、
「じゅうごや」は語呂がいい。
「にじゅうろくや」は、長くてまどろっこしい。
俳句に謡おうにも、6文字も使ってしまう。
とか、言っている間に、あれれ・・・日が昇り、
にじゅうろくやつきが見えなくなっちゃったぁ~

にじゅうろくやつき は かげんのつき