毎年、書き初めをしている。しているつもりなのだが、その当日に遊んでしまうと、
忘れる。
その程度の書き初めに過ぎないのだが、
いざ書く時、気分だけは引き締めている。
では、昨年の正月二日の書き初めを見ていただこう。
(冒頭の書 昨年の1月にも載せている)
蒼き風 波のまにまに 潮ながれ
けんじろう
ウインドサーフィンで与論島のリーフを走っている様を、
えがいたものだと思われる。
「思われる」と評したのは、一年も経つと、「なんだっけ?」
大昔のことのようで、感覚として一年が長いのである。
「風」の字の最後が、逆の内側に羽ているのは、
風が右から吹いて、飛ばされているのではないか?
「ないか」と他人事みたいな言い方になったのも、
時間がたっぷり経過したからである。
さほど、一年が長い。
「一年」と分かるのも、書き初めと言う行事のおかげだ。
今こうして書いておかないと、いつの年の書き初めなのかが、
分からなくなるから、あえて2度目なのにお見せしている。
墨絵を描いているクセに、書はあまり褒められない。
同じ墨でも、まったく別物かもしれない。
短時間の書に対して、長時間の墨絵。
いまは、長時間楽しめる墨絵がおもしろい。
だからだろうか・・・今年は遊びに行って、
書き初めを忘れる。
そういえば、もう一枚、書いたような気がする。
探してみよう。