~~~昨日のつづき~~~吉田勝次さんと洞窟話しに夢中になる。
10数年前、ベトナムに世界最大の洞窟が発見された。
何が最大かと言えば、内部の大きさである。
最大高240m、最大幅100m以上。
洞窟距離7㎞
これは例えると、
東京ドームを2つ並べ、それを3つ積み重ね。
さらに横に30個以上並べたようなもの。
地表にある建造物ならば、想像は出来るでしょうが、
地球内部の《空洞》として想像できたでしょうか?
この内部を探検しようという話の中で、
内部の《写真や映像撮影》をどうすればいいのか?
撮影には《明かり》がなくてはならない。
どうやって、明かりを照らすのか?
ふたりが出した案は、こんなであった。
・花火を大量にあげる。
・ヘリコプターに照明機材を吊るして照らす。
まだLEDライトが普及する前の頃であり、証明器具とは、
バッテリーで灯る機材である。
実は、この洞窟撮影を吉田さんは実行した。
仮にヘリで飛んだとしても、東京ドーム数個分の内部を、
照らせるはずもない。
(夜間の野球観戦で、どれほどの照明が点いているだろうか)
そこで、ベトナムの照明の会社から、大量の照明機材を借り、
同じく大量の人間が、ジャングルを何日も歩いて運んだ。
同時に、発電機と燃料も運ぶ。
しかして、内部の相当の箇所に設置していった。
それを一斉に点燈する。
カメラを回す。
できあがった写真と映像は、見た事のない美しさがあった。
写真を顕微鏡でのぞくように拡大精査すると、
ものすごく小さなヒトの姿が写っている。
一応、写真は撮れたので成功と言えたかもしれない。
現在ならば、ドローンがあるし、LEDライトもある。
吉田さんは、その後、カメラのシャッターと照明器具が、
連動して光る装置をつくり、バッテリーの延命をしている。
シャッターを押すと、電波が大量の照明器具に届き、
同時に光りが発せられる。
洞窟の曲がりくねった先にも証明を設置し、
様々な神々しい写真を撮っている。
彼は最近自分のことを、《洞窟写真家》とも呼んでいる。
発売している写真集には、それはそれは、彼しか見ていない、
地球内部の奇跡とも言えそうな光景が映し出されている。
それは、0,1秒が生み出す、
《見えてしまった世界》
岐阜のサンゴ洞にて モデルはイシマル