《グリーンフラッシュ》非常に珍しい現象。
水平線や地平線に太陽が沈む際にまれに起こる自然現象。
南の島で夕陽を眺めている時がある。
晴れ渡った日の夕方、雲ひとつない西の海のかなたに、
夕陽が沈もうとしている。
「ああ~もうすぐだ・・・」
あと1分ほどで、太陽の光が見えなくなる。
「おお~あと数秒だな・・・」
そして、ついに水平繊に沈む時がきた。
っと・・・・・・その刹那!
ほんの一瞬だが、陽の光が《緑色》に輝くのである。
「えっ今のなに?」
驚きの声があがる。
「見た?今の緑色!」
ほとんどの人が気づかない2~3秒間の、緑のひらめき。
それは 《グリーンフラッシュ》 と呼ばれている。
この現象は、山の上でも見られる。
地平線が真っすぐの場合、同じく一瞬現れる。
そして、夕陽だけでなく、朝陽でも現れる。
にもかかわらず、「見た」という人がほとんどいない。
あまりにも稀有な現象であり、肉眼で見るのが難しい。
《フラッシュ》と言われるだけあって、瞬間芸のような大気現象。
もしこの現象を撮影しようとすると、
写真より、映像に収めた方がいい。
限りなく望遠に設定したカメラレンズを太陽に向け、
映像を撮り続ける――
・・・と、まるで、私が観たような語りをしているが、
私自身は見た事がない。
映像に撮ろうと、山のテッペンで、夕陽、朝陽を狙ってみたが、
緑色は現れなかった。
《稀有》という言葉をいっしんに集めているかのような、
グリーンフラッシュ。
ネットでも、ほんの数例しか、映像がない。
見ることができる確率は、オーロラどころではないようだ。
七夕の竹飾りに、
《グリーンフラッシュを見たい》
と毎年書いて飾り付けるヒトがいるらしい。
朝陽 蓼科山