《その他》って、何?パソコンの中のコーナーに、《その他》をもうけている。
おそらく、たいがいの人が作っている。
その他とは何?
《ゴミ箱に入れそびるが、ジャンル分けがはっきりしないモノ》
この答えが、当たっているだろう。
「捨てるに忍びないモノ」 という言い方でも構わない。
あるいは、
たぶん要らないのだが、捨てるまでの期間を伸ばしておく。
伸ばし伸ばして熟成させてから、捨てるモノ。
よし、冷蔵庫に例えてみよう。
冷蔵庫の中に、あやしい瓶がある。
おそらく2年ほど前からあり、中身は、
なにかの佃煮系だったハズ。
あるいは、ジャム系だろうか。
一度だけ、カチッと開けた覚えがある。
興味がなかったので、それ以来食べていない。
「捨てよう」としたが、一応(もったいない)気持ちがあり、
とっておくことにしたいが、冷蔵庫から出すと腐るやもしれぬ。
(とりあえず)冷蔵庫に入れておこう。
いつか捨てられる状態に熟成するのを待とう。
熟成とは、腐る=食べられない と同意語で、
違う言葉を使えば、「とりあえず」となる。
そして、忘れる。
忘れると言っても、冷蔵庫を開ける度に、目には入っている。
目に入っても、見えなくなっている。
かくして長い年月が過ぎる。
ふと隣りの隣りを見ると、似たような瓶がある。
こっちは、もっと歴史が長いような気がする。
すでに熟成が完璧なハズだ。
それでも、まだ「捨てる」までの完成品には届いていない。
「とりあえず」扉を閉める。
この「とりあえず」理論のおかげで、心静かに、
冷蔵庫の扉を開けたり閉めたりできる。
ということで、パソコンにあるタグ 《その他》
ゴミ箱に送られる一歩手前の 「あつまり」
復活の日を待ちわびる その他の彼らに、
いつか光を当ててみよう!
北海道のビート