毎年冬に、与論島で過ごす私。鹿児島県の最南端、沖縄本島の北に位置する島。
周囲20キロ、人口5000人ほどの小さな島。
星の砂をはぐぐむ《百合が浜》というリーフに浮かぶ砂浜の、
美しい環礁を持っている。
そこまで1マイル(1600m)のラグーンの海を、
ウインドサーフィンで走っている。
沖縄系の海では、いろんな海の色の呼び方がある。
《エメラルドグリーン》
は有名で、どちらかと言えば、緑がかっている。
《コバルトブルー》
青が深みを増し、群青色に近づいている。
《ターコイズブルー》
これが与論島のラグーン(環礁)の色。
ほんの少しだけ緑がかった透きとおる青。
ソーダ色という人もいる。
私だ。
ソーダと名付けているのは、思わずゴクンと飲みたくなるから。
思いっきりショッパイのは分っているつもりなのに、
喉が渇いてくると、ドボンと海に浸かって思わず、
口に含みたくなる。
さほど透明度の高い青!
世界を股にかけるワールドカッパーのウインドサーファーが、
与論島に来ると、「世界一美しい!」と声を出す。
海の透明度もさることながら、
珊瑚が砕けて真っ白に沈殿した砂のセイで、
青の色が、えもいわれぬ透きとおった青へと変わっている。
もちろん沖縄系の南の海は、総じてこのブルーになりやすい。
しかしながら、特に与論島の大金久海岸(百合が浜)は、
何度見ても、見飽きない。
毎日見ているにもかかわらず、
「おおお~~~なんだこの色は!!」
オッタマゲーションをふたつも使って騒いでいる。
よもや久々に訪れると、
「なああああ~~~~~~んとぉ~!!!!!」
大げさを惜しまない。
ある日のこと・・・・
島のご老人が、このビーチの砂浜に座り、
ポソッとつぶやいていた。
「チレイでぁ~」