最近、インタビューをしてもらう事があり、こう答えている。 「ヒマなんです」
この言葉は、今思いついたのではない。
そうとう前から、常々思っていたフレーズ。
《ヒマ》
ヒマとは暇である。
退屈とは全く違う。
時間が余っているヒマとも違う。
やることが無いヒマとも違う。
満たされないヒマとも違う。
仕事は仕事で、忙しく働いている。
しかしながら、その日常でもいつも感じていたのが、
《ヒマ》
なんか知らん、私の中では、いつもヒマを感じていた。
ヒマというのは、《隙間》とも言える。
眠る時間もなくドラマを撮り続けている時にも、
ヒマを感じていた。
最近、私の《ヒマ》とは何だろうと考え始めた。
まだ考え始めなので、うまく説明できないのだが、
おそらく、私がいろんな事に手を出している実態が、
ヒマの説明の糸口になるかもしれない。
自分の中に、ヒマな部分があるから、何かを見つけると、
すぐに手を出す。
ひょっとしたら、ヒマを埋めようとしているのかもしれない。
ヒマという隙間を、新たに見つけた面白そうなモノで、
埋めようとしているような気がする。
しかしながら、たとえ隙間があっても、埋める必要はないハズ。
なのに、眠る時間を惜しんでも、ソコを埋めようと努力している。
埋めたらどうなるものでもないのに、
ヒマと感じている私は、何かをしたがる。
埋めたがる。
ある意味、パンパンに生きている。
人生のスケジュールがあるとすると、
スケジュール帳は真っ黒だ。
大量の書き込みが成されている。
「いつ休むの?」
というカレンダーがない。
そして不思議な事に、埋めたのに、なぜか私は、
「ヒマだなぁ~」と又、心がつぶやいている。
岩礁地帯 歩き