
~
レスキューされてしまった~
昨日の事。ウインドサーフィンで海に出ていた。
風が強かった。15,6m吹いていた。(17mから台風)
さあ、イシマル、トビウオさながらに海上を突っ走る。
そして、其の時が来た。
沖合い1キロの地点。
バキッ!・・マストが折れた。
~漂流~
選択肢は、少ない。
自力で、泳いで帰る・・か
誰かに、偶然見つけて貰う・・か
こういう時のイシマルの
運は、素晴らしく強い。
バキッ!折れた直後に、イシマルのソバをウインドのプロが
通りかかった。
香村(こうむら)
プロだ。
彼は、普段から、レスキュー艇を乗り回している
レスキューのプロでもある。
つまり、
レスキュー隊長の目の前で、
遭難したのである。
わかりやすく云えば、救急車の前で、コロんだのである。
『ああ、マストが折れたんだね。わかった。今から陸に戻って
山田プロと、レスキュー艇で助けに来るから、寒いけど
がんばって待っててね。』
との合図をして、香村プロは走り去った。
との合図いっても、口で喋ったわけではない。
片手を挙げただけだ。片手を挙げただけで、『 』の事を
理解させるのだから、さすが、プロだ。
さてさて、待つ事・・数分。
荒波を蹴立てて、レスキュー艇の登場だ。
船を操るのは、プロランキング
3位の
香村プロ!
船首にスックと立つ凛々しい姿は、
3年連続1位の
山田プロ!
二人足して、
4位のプロ(足すなよ)が
台風に近い風の中を、しぶきと共にやってくる。
かっこいい!
結局、あっという間のレスキューであった。
ウインドサーフィンを知らない人に、言っておきます。
レスキュー体制は、きちんと整っております。
しかし、ここまで、素早いレスキューは、珍しいでしょう。
この場を借りて、御礼を申し上げます。
香村プロ全日本
3位、山田プロ全日本
1位。
足して、
4位(だから、足すなっちゅうの!)
ありがとうございました。