電話を掛けようとするのだが、なかなか、最後まで、
ダイヤルが回せない。何度やっても、失敗する。ああ~
コレは、
悪夢の話である。
夢の中はなんとも、まどろっこしい。
昔は、文字通り、
ダイアルが回せなかった。
順調に回しているのに、最後の桁あたりで、
指使いを失敗してしまい、
フリダシに戻るのである。ああ~
そして、現実の時代は進み、
ダイヤルから、
プッシュホンへと移行した。
我が家も、プッシュ式へと移行した。
となると、当然、悪夢の方も、プッシュ式へと
移行するだろう、と思った。
ところが、フシギ不思議。
悪夢の方は、なかなか
移行してくれないのだ。
時代についていかないのだ。
1年経っても、2年経っても、夢では、
ダイヤルを
回せないでいる。
『おいおい、悪夢映像工房さんよォ、時代遅れとちゃうかい?』
結局、夢の中で、
プッシュボタンを押し間違えて、
なかなか、掛けられなくなるまで、5,6年の歳月を要した。
夢工房とは、のんびりした所のようですな・・