山梨県に<
昇仙峡(しょうせんきょう)>という、観光地がある。
秋のモミジ狩でも知られるが、なんと言っても、
奇岩であろう。
仰ぎ見るほどの高さの、絶壁である。
その絶壁の頂上まで、ロープウエイが運んでくれる。
(本来なら、ん時間かけて登る頂に)
な~んとも気軽に辿り着いたぞ~
・・と歩き出した・・その先に、アレ?アレアレ?
バラバラとたくさん置いてあるモノがある。
?<
竹馬> !?
そう、子供たちが遊ぶ、あの
竹馬が10数本
立掛けてある。
ちょっと、話をまとめましょう。
{絶壁の上に登ったら、猫のヒタイくらいの場所に竹馬が置いてあったと}
《おお、竹馬だ、懐かしいな、ちょっと乗ってみっぺ》
そう思ったお父さんが、はい、竹馬に乗ろうとしています。
でも、よ~く考えて下さいよオ!
おとうさんが今立っている所から、絶壁の端っこまで、
10メートルありませんよ。
近い所では、5メートル有りや無しや。
では、その
絶壁の端っこを覗いてみましょうか?
ヒエ~~~~~!!!
200~300メートル真っ逆さまにドボンです!
では、ではでは、
何故!
ここに、
竹馬が置いてあるのでしょうか?!
使用料金は取っていません。
《ご自由にお使い下さい》との記述まである。
やはり、そこは、イシマル、一応竹馬を触ってみました。
ひょこっとだけ乗ってみました。
ほんだけどね、この
無謀けんじろう君をもってしても、
あの断崖ギリギリで、竹馬に乗る勇気はないわな。
あれって、なんなんだろう?
例えるならば、
サメが泳ぎまわっている水槽に血だらけの肉を抱いて
飛び込むようなもんだわな。
昇仙峡、恐るべし!
ニュージーランドのバンジージャンプなんて
チョレえもんだぜ!