<水分補給>
スポーツ界に於いては、今や常識になっている言葉だ。
『運動中に水を飲みなさい。』
と言われる。
サッカー選手は飲んでいる。
マラソン選手もガブガブ飲んでいる。
頭にまでかけている。
エクストリームのレースでは、水を背中に背負って
走っている。走りながら飲んでいる。
『飲め飲め!』と四方八方から言われる。
今や、水を飲む事は、スポーツ選手の
必要条件になっている。
ここで、イシマル選手は<?>と疑問を発するのだ。
そもそも、これほど水分補給にこだわる様になったのは、
いつだろう?きっと、
戦後のスポーツ
精神主義の反動だろう。つまり、
(どんなに熱い夏でも、水を飲むな!)
(苦しくても、水を飲むな! )
(水を飲まない苦しみを克服しろ! )
ところが、これが、運動生理学的に
間違いという事が解った。
解った途端、
『それ飲め、やれ飲め、どんと飲め!』の大合唱になった。
それでどうなったかというと、
み~んな〈水を飲まなければ、やっていけない>
身体になったのだ。
少量の水では、動けない身体に改造されたのだ。
少量の水で、戦える身体に鍛える機会を失ったのだ。
大量の水が通過すれば機能する肉体に変貌したのだ。
まあまあまあ…しょうがない。
毎夏、水を飲まずに熱中症で倒れる人がいるんだから…
でもね、まあ、何事も徐々にだけど、
<水を飲まず>に鍛えられたら、
それなりの身体が出来るのではないだろうか
少量の水で、走り回れる人間が出来るのではないかな。
だって、そんなスポーツマンをぼくら知ってるよ。
減量のために、水すら飲まないで頑張っている究極の彼ら…
ボクシング選手