
漁港で最も行ってみたい所といえば、
<
氷見漁港>(ひみ) である。
富山県、能登半島の中間に位置する普通の漁港。
なんたって、あの
寒ブリで有名な漁港だ。
朝6時からセリが始まるというので、覗きに行った。
広いセリ場に大量のケースが並べられてある。
何百ケース、何十種類の魚たちだ。
まあ、見たところ、日本にある普通のセリ場と
たいして変わらない。
敢えていえば
仲買人の数が非常に多いというくらいだ。
くらいだ…と思っていた。
ところがどっこい!
ここの驚くべき事は、
セリが延々と続くのだ。
どうやって?
セラれた魚たちは、次々に業者によって運びさられる。
その空いたスペースに後から後から、大量の魚が運びこまれる。
それが又片っ端からセラれていく。
セリのおかわりが延々と続くのだ。
こんな光景は見た事ない。
おかわりを持ったトラックや舟が続々入ってくる。
それくらい、需要も供給もある漁港というわけだ。
ところで…おいらの好きな
鯖を覗きにいくと、
いるいる!
20トンばかりドーンと置いてある。
20トンって分かりませ~んという方には、
4万匹!
それでも分からへ~んというお方には…
鯖は6畳間に200匹敷き詰められる。つまり、
6畳間を200部屋用意して、鯖を敷き詰めた数が4万匹!
ふふふ、その鯖ももちろん、
おかわりが待っているのだ。
何百部屋の6畳間分…