ドイツ人、アメリカ人、イギリス人、フランス人を
形容するのに、こんな例え話をしてみよう。
乗用車に大勢乗って、走っていたら、橋が現れた。
今にも
壊れそうな古い木の橋である。
谷底は非常に深い。
そこで、まず
<ドイツ人のグループ>
皆で、喧々諤々議論が始まった。
理論的にいって、この古さと強度では、自動車プラス人間の
重量を支えられる訳がない。・・という事に決定、
橋の手前で引き返してしまった。
<アメリカ人のグループ>
『危ない!あ~落ちる!もう駄目だあ!ギャーギャー!!!』
大騒ぎしながら、渡っている。渡ってしまったら、もう
ケロっとして、他の話題で盛り上がっている。
<イギリス人のグループ>
橋を渡っている。誰も口を利かない。毅然と前を向いたままだ。
ようやく渡り終わった。その途端!
『ああ怖かった、良くぞ渡ったもんだ。素晴らしい!』と
自画自賛。いつまでも、この冒険を喋っている。
<フランス人のグループ>
他の話をしながら橋を渡っている。いつの間にか、
渡ってしまった。そして家に帰り、その夜、みんなで
『あ~怖かった怖かった!危なかった!』と大騒ぎ。
さあ、あなたはどのグループですか?
イシマルは<フランス>だ。
何事も、やっている時は、平気だが、後で怖かったりする。
ところで日本人はどうだろう?
<日本人のグループ>
橋の手前で車を止め、それぞれの分担を決め、橋を調査。
ありとあらゆる角度から精密に精査し、安全を確認してから
猛スピードで渡って行く。