新聞や雑誌で、人が喋ったコメントを引用する事がある。
例えば
「引退は新庄君の自由でいいんじゃないかい」(50歳男性)
「もっとやって欲しかった」(22歳会社員女性)
この書き方に私は不満を持っているのだ。
誰が喋ったかを
最初に知りたいのだ。
知った上で内容を読むのと、
知らないで読むのとでは
全く受け取り方が違うのだ。
上記の一行位ならまだしも、5行位だとえらい事になる。
読み進めるうちに、これはオッサンだなと思い込み、
最後のかっこを見ると、女子中学生だったりする。
「いいんじゃないでしょうか、新庄君のパフォーマンスに
随分楽しませて頂きましたから。まあですね、今後のカレの
働きに期待したいですね」(長嶋茂雄)
え~~~!長島かい!だったら先に教えてくれ!
読み方が違うだろうよ!(注;長島談ではありません)
ね、そう思いませんか?
あの表記方法はいつからそうなっているのだろう?
揃いも揃って、ほとんどの活字メディアでは、この表記だ。
最初に(長嶋茂雄)とか(短大生)とかあったら、
何かまずいのだろうか?
まさか、さあ語っているのは誰でしょう?
という謎解きをしている訳じゃないよね。
(ここからメーデー風に読んで下さい)
ここに、我々は全国民に向けて決起をうながした~い!
喋った人を最初に教えろお~、オオ~~!
語り手の名前を最初に教えろお~、オオ~~!
書いた人を最初に教えろお~、オオ~~!
読み手の身になって、最初に教えろお~、オオ~~!
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語り手の正体を始めに表記する運動>を起こすぞお~!
オオ~~!