本を読む。読書は好きだ。
主に小説だ。年間100冊程読む。
平均すると、3日に一冊くらい。
但しあくまで平均だ。
読まない時は、全く読まない。ところが、
読書というのは、
加速する事がある。
読めば読むほど、読みたくなる。
以前、<カラマーゾフの兄弟>(ドストエフスキー)
を2日で読んだ事があった。
その読み終わりの最後の行を、ゴクリと読み終わり、
パタンと閉じたその手で、隣にあった
<戦争と平和>(トルストイ)を読み始めた。
読書というのは、食事と違って、満腹感がないのであろうか?
今日も本屋をぶらつく。
読書に関しては、和洋OK、ノンフィクション~SFまでOK.
文庫本のコーナーで、ギクっと立ち止まる。
おっコレは面白そうだ。
手に取り、すぐに買い求める。
家に舞い戻り、カバンから取り出しさっそく読み始める。
1ページ目をめくった頃、
(ん?変だな)
2ページ目の途中で
(コレ、知ってるな。以前読んだな)
すでに読んだ小説を
ダブって買ったのである。
あ~仕様が無い。本棚に仕舞おうとしたら、
同じ文庫本がすでに
2冊、並んでいる。
(2冊!)
という事は、今日の失敗を以前もやっていたのだ。
その教訓は全く生かされなかった訳だ。
但し、この失敗で、わたくしの好きな本の傾向が解った。
題名は重要だ。カタカナでも漢字でもかまわないが
<短い>のが好きらしい。
表紙カバーも大きなウエートを占めている。
一言で云って <硬派>好みだ。
曖昧なデザインや絵より、物理学調の硬いモノが好きらしい。
代表形を、例えてみると、
ルオーの絵に、<
宙 >なんて題名があったら、すぐ買うな。
はい、あなたの部屋にも、2冊もしくは3冊同じ本がありませんか?
その本は、あなたの傾向を良く知っていますよ。
と言っていたら、
『ぎゃ~同じDVDがあ~!』