物理の授業の時間です。
これから云う事を、頭の中で描いてみて下さい。
『目の前の机の上に、ピラミッド型の物体がある。
底辺は正四角形、他の面は
正三角形である。
この物体の面は、<5面>である。
その正三角形と同じ大きさの面を持つ、正三角錐が
隣にある。この物体の面は<4面>である。
では、ここで
二つの物体の三角形の部分をぴったり重ねると
つながった物体の、<面>はいくつでしょう?』
*正三角錐とは、正三角形が4つくっ付いている奴だ。
中華ちまきの形だ。
さあ、考えてみよう。
~~~ ~~~ ~~~
<8面> と答えた方・・あなたは普通の人です。
まともです。でも、不正解です。
<7面> と答えた方・・二度とこんな問題解くのは
止めましょう。
<
5面> と答えた方・・あなたは凄い!
正解です!
しかも、『え?何で5面じゃないの?
5面しか考えられない!』
と云っているのだとしたら、あなたは天才です。
この問題を10歳位の子供に出して、即座に
<5面>という答えが返ってきたら、その子は
大きくなって、物理学博士になるでしょう。
はいはい、いいですか~ 今
「なぜ、5面なの?」と思われた凡人は、
失礼!普通の方は、
紙とハサミとセロテープを持ってきて、
模型を作ってみましょう。
ナゾが解けます。
びっくりする事、請け合いです。
世の中には、空間把握能力に長けた、
そんな才人がいるんですね。
で…イシマルは、どうかって?
ああたねえ、私がこの問題を出題したんですぞ。
私を誰だと思ってるんすか。
そんなのああた、
紙を切ったに決まってんじゃないすか!