
仮面ライダー ウラタロス
イチロウは、20年前には、漫画の世界である。
勿論、野茂も、松井も。
漫画でさえ、これほどの突飛な活躍は描ききれなかった。
・・とすると、これから20年後には、もっと凄い選手が
現われていてもおかしくない。
スポーツ全体というより、野球に限定してみよう。
きっと、<将来現われる選手>
<
左右投げのピッチャー>
そもそもバッターには昔から、右左両方で打てる選手がいる。
しかし、ピッチャーには、いなかった。
ピッチャーどころか、
左右両方で投げられる野手がいない。
ちょっとサッカーを考えてみよう。
サッカーは両足使いが当たり前だ。
利き足というものはあるが、片足しか蹴れない選手はいない。
ところが、手となると、
バレーボールのアタックは片方。
テニス、卓球、バトミントンは、皆片方。
つまり、片方の形を極めるだけで、精一杯なのだ。
精一杯だったのだ。
精一杯だと思わされてきたのだ。
しかし、
漫画だと思われていた世界が実現しているのを
目にしてきた我々は、考えを改めなければならない。
『両手投げにして、何のメリットがあるんですか?』
ふむ、いい質問だ。
まず、ランナーの位置により、左右を変えて投げられる。
牽制としては、最高の状況になる。
何より最大のメリットは、
肩や肘の疲労が軽減される。
恐らく、これまでも、両手投げに挑戦した選手は
いるに違いない。
成功しなかっただけだ。
でも、これからはどうだろう?
進化とは、そういうものだ。
誰かが、ポ~ンと出れば、後から後から続くものだ。
問題は、その<
誰か>だ。
今、お母さんのパソコンをこっそり覗いている
君!
それは、
君かもしれないぞ!