
サッカーチーム11人の中で、
最も足の速い選手のポジションは?
ヨーイドン!
50メートル走で、最も速いのは、誰でしょう?
『そら、ああた、フォワードに決まっとるだろ』
「いんや、そのフォワードを抑えるディフェンスだわな」
『敏捷に走るミッドフィールダーだろうよ』
喧々諤々・・・
実は、チームで一番の俊足は
<
ゴールキーパー>
ええ~うっそ!
そうなのだ。ゴールキーパーはとんでもなく
足が速いのだ。
短距離であれば、チームでも1位か2位。
世界のトップゴールキーパーを例にとれば、
100m走で、11秒の前半で走る人がほとんどだ。
10秒台もゴロゴロゴロゴロいる。
『え~、だったら、その人がフォワードやればいいのに!』
ふむふむ、そう思うでしょ。
勿論やってもいい。
ところが
あのゴールキーパーというポジションは
とんでもない運動神経を必要とするのである。
究極の反射神経の固まりと言ってもいい。
そこで、
学者さんが、肉体の運動生理学的に、あれこれグラフを
どうとかすると、
<足が速い> = <
反射神経がいい>
という結論に至って、
サッカーの選手の中で足の最も速い選手が、キーパーに
抜擢されるのは、
当然の理なのだ。
<当然の理なのだ>と言われても、
な~んか納得出来ないよねえ。
一番足の速い人がな~んで、ゴールの所でぶらぶらしてんの?
な~んで、ほとんど走らんの?
走ったら、もの凄く速いんでしょ。
もったいないじゃ~ん・・
そうなのだ。
コレがサッカーというスポーツなのだ!
(草サッカーでは、その昔、チームで一番足の遅い奴が
キーパーに
させられた)