「アーユーエブリバディ!台湾に行った事がありますか?」
アーユーと英語で語りかけたにも拘らず、台湾とはいかに?
しかも、アーユーって、カタカナの日本語じゃ~~ん!
まあまあ、そんな、細かいことは、ほっといて、
台湾に行ってみようぜ~・・・という話です。
そもそも、わたくし、イシマルが
初めて台湾に行ったのは、
3年前の、あるテレビ番組だった。
TBS系列の
<
うるるん世界滞在記>である。
この番組って、基本的に若手俳優が、
世界の○○にチャレンジするのが基本なのだ。
ところが、このイシマルの回、基本をちょいと踏み外した。
御年
50才のイシマルに白羽の矢を立てたのである。
立てた題材に、誰もが
たまげた!
台湾に、古来から伝わる、究極の祭り
<
チャンクー>
チャンクーにイシマルを挑戦させようという事になったのだ。
「へ~・・・それで?」
と思った、あなた!
あなたの為に、これからゴチャゴチャ書きます。
とんでもない
チャンクーの恐ろしさを書きます。
心して聞いてくんろ!
そもそも、その
<
チャンクー> って何?
簡単に説明しましょう。
<棒のぼり祭り>です。
全体の高さ40~50メートル。
全体が二つに別れています。
まず、最初に、
18mの丸太登りがある。
その丸太に、工業用の
グリース(油)が大量に塗られている。
その丸太登りを、
二本のロープのみを使ってやれと言うのだ。
そもそも、この祭り、古来から伝わって来たものの、
余りにも危険極まりないので、
7年前から中止になっていたのだ。
それが、久々の復活だったのだ。
外国人(イシマル)の参加は、台湾史上、初めてだった。
ドラ~~~~~~ン!!ドラが鳴らされた!
いよいよ、とんでもない棒登り競技<チャンクー>が始まった!
時は、2004年、9月13日、夜中の11時。
10万人の観客が見守る中、
危険を顧みないお馬鹿な選手、70人が次々に登り始めた。
登り始めて、10分もした頃だ。
上空から、人間が
降ってくる!
それはそうだろう。
柱に油が塗ってあるんだもの。
ちょいと滑れば、真っ逆さまだ。
降って来るったって、ハンパじゃない。
4階建て、5階建ての高さから、人間が降って来る。
地面近くに張った網の上に落ちてくる。
ドダ~~~ン!!!!
7年前までは、結構死者が出たらしい。
ふと見ると、観客の傍らに、
救急車があらかじめ、
何台も配されているではないか・・
落ちた人間を、抱え上げ、ピーポーピーポー・・
さてさて、お話の続きは、残念ながら又、明日~