「
言ってみれば、
アレだよな、今日の~~~」
この会話は、変である。
二人が会話をしていたとする。
そして、しばらく沈黙していた状態から、
突然喋り出したセリフである。
相手には、「何を
言ってみれば、アレ」なのか解らない。
でも、話としては、不自然なく繋がっていく。
通常の会話で、そんな接頭語を盛んに使っている事に気付く。
「
まあ、
そうだよな、今日の~~~」
1分ほども、会話の無かった横の人物に話始めるにしては、
理解出来ない、接頭語である。
(何が、
まあそうなのか)前フリが全く無い。
こういう会話をしている事ってない?
「
やっぱりそうだよね、俺今日さあ~」
俺今日~のあとの、文面とは関係なく、話が始まる。
きっと、頭の中で、色々考えていたのだろうが、
その説明は全く無く、
「やっぱりそうだ~」で始まってしまう。
「
でもね、今日はさ~」
しばらく黙っていた人が喋り始めるには、
適していない否定語の「でも」だ。
何に対して、
でもと言っているのだろう?
こうやってあらためて文字にしてみると、
おかしな会話をしている事が解る。
しかし、通常会話で、結構頻繁に出現しているのである。
しているのであると、書いたが、
ひょっとして、ワタシだけだろうか?
どうです?あなた。
妙な、接頭語を付けてません?