菜の花畑
「1対0、ビハインドの日本、残す所あと10分、
追いつけるでしょうか?おぉ~とぉ、
コーナーキックを与えてしまったあ!」
サッカーのアナウンサーが絶叫している。
試合の終盤、負けている場面だ。
なのに、コーナーキックを与えてしまった。
それはそれで仕方ない。
問題は、その
守り方なのだ。
見ていると、コーナーキックの場合、前半でも後半でも、
判で押したような、守りをしている。
背丈の大きな選手を主体に、
ほぼ全員がペナルティエリア付近に集結し、
飛んできたボールを跳ね返す。
失点をしない事に重きを置いている。
しかしだ!
もはや、そんな事を言っている場合ではないのだ。
点をとらなければ、負けるのだ。
ならば、作戦を変更しなければ・・
どうすればいい?
こうしよう。
今までは、フォワードの一人以外は、ゴール前に集めていた。
つまり、9人がゴール前にいた。
それを、
5人にする。
少数で守る。
すなわち、跳ね返したボールを、残りの
5人が追いかけ、
相手ゴールを狙うのである。
ギャンブルである。
これまで、サッカーの試合をたくさん観てきたが、
この作戦をやっているチームは無かった(と思う)。
どうです?
勇気のある監督さん、やってみませんか?
たった5人でも、
そうそう失点はしませんって。
なんなら、4人でもいいかも。
点をとりに行く為のギャンブルは、極端でなければ!
私的には、この作戦が今までやられていない現実の方が、
不思議なんだけどなあ~