
<カーブミラー>が気になって、
ついつい写真を撮ってしまう。
そう思って、改めてカーブミラーを眺めると、ある事実に気付く。
<カーブミラーは探さなくても、そこに在る>
そうなのだ。
日本中、
カーブミラーだらけなのだ。
公の物、私の物、大きい物、小さい物、
様々なミラーが道路の角々に、突っ立っている。
例えば、あなたがウチを出て、10個のミラーを見つけるのに、
さしたる時間は掛らないだろう。
「いんえ、全然見つからんとよ」
と、お嘆きの方は、よっぽど自然豊かな地域に住んでいるか、
よっぽど、都会のど真ん中で息をしておられるか・・・
先日、伊豆半島の南端を、車で流していた時だ。
そいつは目の前に現れた。

このカーブミラーの低さは、いったいどうした事だろう?
鏡の大きさから推定すると、公の物だと判断される。
この低さで、何を映そうというのだろうか?
そもそも、カーブミラーの特性として、
視線よりも高い位置にある・・のが普通だ。
乗用車の運転席からも、トラックの運転席からも、
見え易いという、メリットゆえだ。
ところが、こいつは、何のメリットがある?
よっぽど小さな子供か、乳母車からの視線じゃないか。
それとも、何かい?
犬の目線とでもいうのだろうか?