
三浦半島の海岸の、砂浜をランニングしていると、
何やら、小船を浜にあげた横で、漁師さんが作業をしている。
「何してんですかぁ?」
『コンブ採って来たんじゃえ~』
見ていると、そのコンブに海水をかけ、ゴシゴシ擦っている。
「何してんですかぁ?」
『キレイにしてんじゃぁよ』
更に、見ていると・・
「持って行きなよ」
と、大きなコンブを2枚も、譲ってくれた。
「どうやって食べるんですか?」
『お湯にちょこっと酢を入れて、茹でると真っ青になるでナ、
それをちょん切って、煮ると旨いだぁ』
「いただきま~す」
砂浜ランニングが、
生コンブを担いでのランニングになった。
知らない人が見たら、
コンブ泥棒とイブカルかもしれない。
そのスジに電話を入れるかもしれない。
砂浜を走る時に持って走ってはいけないモノ
の最右翼かもしれない。
このコンブは北海道産の様な、ダシコンブではなく、
食用コンブである。
煮た。
食った。
当然、旨かった。
漁師のおやっさん、ありがとう!
ただ、コンブ一枚って、大きいな。
もの凄い量があるな。
いつまでも、食べられるな。
髪の毛、ふさふさになるかな。