<華奢>
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<きゃしゃ>
どちらかと云ったら、女性がお太りにおなりに成られている現代。
細身で、ヒョロリと、
かぼそい女性に出会うと、
「大丈夫かな?随分、華奢だなぁ・・」
と、感慨深げに、見とれてしまう。
その
見とれてしまった先日の華奢さんは、この方だ。
ラジオのパーソナリティをなさっている方だ。
その番組に、私ごときが、出させて貰ったのだ。
ラジオ番組の生放送というのは、
どんな形態で行なわれているのか?
はっきり云ってスタッフ少ない。
単位で云うと、一桁。
しかも、喋りながら、音楽のCDをかける作業も、
アナウンサーであり、パーソナリティである彼女の仕事だ。
ただ、ぐだぐだと、喋っているワケではないのだ。
ふむ、ここで思い出した。
映画<アメリカングラフィティ>の中で、
ウルフマンジャックなる
ラジオディスクジョッキーのパイオニアが
たった一人、ラジオ局の中で、
喋り、曲をかけ、電話に応対していた。
ヒゲモジャのワイルドな男児だった。
あれは、映画だから、一人でやっていたのではなく、
ホントに一人ですべてをこなしていたのだ。
そう、その華奢さんは、私の迎えから、打ち合わせ、
送り出しまで、すべて一人でこなしている。
ラジオのパーソナリティって大変なんだと、
腕組みをしてしまった。
それにしても、華奢な女性を
めでる文化は、
日本から、もう消えてしまったのだろうか・・・