
サイモンとガーファンクルの曲、
<スカボロフェア>
♪~ア~ユーゴーイングトゥ スカーボロフェア~♪
「あなたが、スカボロフェアに行ったらネ」
と唄っている。
私が、高校時代に聞いた歌だ。
下宿していたので、ラジオもテレビも無かった。
下宿生の中で、ラジオを持っているヤツの部屋に聴きに行った。
その時流れていたのが、この曲だ。
<スカボロフェア>
英語だったので、全く意味は解らなかった。
というより、意味は考えなかった。
流れてくる英語の響きが気持ち良かった。
そこで、
その次の歌詞が問題だった。
<パーシィ、セージ、ローズマリー、あんターイム>
高校生の私には、この響きが美しく感じられた。
スカボロフェアの曲の中で、この歌詞、このフレーズが
私の数少ない外国の歌のワンフレーズになった。
常に
口ずさむ様になった。
「パーシィセージ~」
そして時は流れた。
流れても、私の
口ずさみは続いていた。
「パーシィセージ~」
っと、時はさらに流れて、最近のある日の事だ。
我が家の庭に、香りの激しい草が生えている事に気付いた。
いつこんな草が生えたのか記憶がない。
しかし、生えているというより、群生している。
両手で抱えても抱えきれないほどの大群落だ。
何だろう、この草は?
その時だ。
訪ねて来た植物に詳しい友人が言うではないか!
「それは、ローズマリーだね」
が~~~~~~ん!
ロ、ロ、
ローズマリー!
あ、あ、あの歌の歌詞はなんだっけ?
「♪~パーシィセージ、
ローズマリーあんターイム~♪」
ってえことは、最初の
パーシィってのは、
<パセリ>かい?
ほんで、
<セージ>があって、
<ローズマリー>で、
アンド
<タイム>
つまり、香辛料(香草)の羅列だったのかい?
サイモンとガーファンクルは、
香辛料(香草)を歌詞として並べたのかい?
その辺に、生えている草を、適当に並べたのかい?
40年近く前に、心ときめいたあの歌詞が、
実は、香辛料だと知った時の驚きは、とてつもなかった。
一瞬、グレてやろうかとさえ思った。
おおい、サイモン!
ほんじゃ何かい、日本人の私だったら、こんな歌詞かい?
『♪~キミが京都に行ったならば、
九条ネギにシソに柚子、そして山椒ぉ~♪』
どうだい?誰か、作曲したくなったぁ?