真夏のキャンプは、炭火でバーベキュー。
これは、当たり前。
ところが、ウインドサーファーの我らは、
冬でも炭火でバーベキューをやりたがる。
やりたがるものの、いかんせん寒い。
ほんじゃどうするってんで、仲間の一人<ツッシー>が
下の写真のような物を拵えた。↓
名付けて、《
テーブルおコタ》
テーブルの下で、七輪に入った炭が燃えている。
テーブルには、暖かいターフが掛けられてある。
その回りに、椅子を持って集まるのだ。
ここで、ルールがある。
椅子と共に、バスタオルを持ってくる。
そいつを尻の下に引き、前に垂らすのだ。
そうすると、椅子の下の空間が塞がれ、空気が遮断される。
冬の海は冷たい。
そこに寒風が吹き付けるのだから、相当身体が冷える。
その身体を
下半身だけでも暖めようというのだ。
「部屋か、車の中に入ればいいじゃないですか」
いえいえ、我々アウトドア好きは、アウトドアが好きなのだ。
戸外が好きだ。
野外が好きだ。
屋外、野原、砂浜が好きだ。
お外で、食事をしたいのだ。
露天の下で食事をする為に、涙ぐましい努力をしているのだ。
「何も、そこまでして・・」
いえいえ、そこまでしてでも、
野良で食べたいのである。
囲われていない空気を吸っていたいのである。
頭は涼しく、足は暖かい。
実に気持ちがいい。
足を突っ込む人は、勿論、靴も靴下を脱いで貰う。
『さてと、
おコタは出来た!さっ、ビールだ!』
「・・・・・」
だよな・・誰も出たくないよなぁ・・・