ジャズバーに行った事がありますか?
ジャズバーとは、文字通り、ジャズを聴かせてくれる店である。
基本的には、
生のジャズ演奏が聴ける。
ピアノが主体であり、そこに、ベース及び、ドラムが加わる。
時には、トランペットやサックスといった管楽器が参加する。
客は、ミュージックチャージを払って、あとは、
御自分の飲み代だ。
ジャズバーに行くと時折、客の中に、ジャズ系の方がおり、
途中からセッションに参加したりする。
その辺りは、店側も大目に見ているようだ。
いや、むしろ参加して貰いたい節もある。
中には、有名人が不定期に参加している店もある。
ニューヨークのある店では、
ウッディ・アレンが出入りしている事で有名だ。
東京でも、俳優が出入りして、サックスなんかをうならせている。
ギターをかき回すヤツもいる。
それが常々、羨ましくて仕方なかった。
「いいなぁ、楽器の出来るヤツは・・」
そうなのだ、楽器の出来ない私は、地団駄を踏んでいたのだ。
指を咥えていたのだ。
「いいなぁ、飛び入りなんかして・・」
そんな、昨日今日、ウインドサーファーの<塚原小太郎さん>が、
三浦半島の長沢駅近くに、ジャズバーの店をオープンさせたのだ。
<
クオータートーン> (四分音符)
小太郎さんとは、モントレージャズフェスティバルに、
日本人として始めて招待されたピアニストだ。
銀座や六本木で、演奏活動を行ってきた小太郎さんが、
海のすぐ近くで、ピアノを聴かせてくれるのだ。
<波打ち際のピアニスト> とでも呼ぼうか・・
その時、私の頭の上で、電球が閃いたのだ。
「これだ!」
ピアノと
タップダンスでセッションが出来る筈だ!
「小太郎さんやらない?」
『やりましょう!』
二人の決断は一瞬だった。
しかして、二人のピアノ&タップのセッションが催されたのだ。
とは云え、私はあくまで飛び入りの客である。
カチャカチャカチャカチャ
ウイスキーと嗜みながら、興が向いたら、セッションだ。
今後、不定期に登場するのだ。
もう、指をくわえる必要がなくなったのだ。
なるべく、セッションの3日前までには、
小太郎さんのホームページに、出演の予告をしようと思っている。
ただし、お店、20人も入れないかんね。