
今、パソコンを開き、このコーナに入った途端、
9月8日の最後の行が、目に留まった。
<
ポ~ンと放ったサンダルが裏返る回数・・>
こんな重大な問題を何気なく書いてしまった。
そう!
サンダルは、ポ~ンと放ると
裏返るのだ。
ほぼ間違いなく、片方が裏返る。
必ず、に近い確立で、片方が裏返る。
裏返って欲しかろうが、欲しくなかろうが、
そんな事におかまいなく裏返る。
「タクは、サンダルは放りませんことよ」
はいはい、タクさんはちょっと買い物にでも行ってて下さい。
<サンダル>と大きなククリで話をすると、解りにくいので、
仮に、今、我が家にあるサンダルにしよう。
こいつはゴム製だ。
N と書いてあるから、ニューバランスの会社製だ。
小林君チから貰ったヤツだ。
これを、裏口から、玄関に持って来たとしよう。
玄関に置く時、いちいち膝まづくのは、めんどくさい。
だって、玄関は一段低くなっているのでね。
だから、ポ~ンと放り投げる。
もちろん、軽く放る。
すると!
期待に背かず、片方がクルリと裏返る。
「タクは、必ず膝まづきますの」
まだ、買い物行っとらんのかい!
あれって、なぜ?
なぜ、裏返るんだろう? それも
片方。
稀に、ごくマレに、両方が裏返る時がある。、
そして、非常にごくマレに、全く裏返らない事もある。
『太陽の黒点が増加したのだろうか?』
イシマル博士は、いらぬ心配をしてしまう。
よし、今日は実験をしよう。
博士は今、その小林君チのサンダルを
右手で持っている。
親指 対 人差し指と中指で、真ん中を摘まんでいる。
胸の高さから、床の上に放る。
ポ~ン!
ほお・・期待通り、片方が裏返った。
ん?
左側のサンダルだ。
よし、今度は
左手で同じ事を試みる。
ポ~ン!
ほお・・
右側が裏返った。
もう一度、右左やってみる。
ほお・・同じ結果が出た。
たった2回づつで、同じ結果という事は、確率100%だ。
素晴らしい!
博士としては、
この実験結果に何か名前を付けなければならないな。
放ると
ピタっと
止まらないんだから・・
ピタ・・トマラナイんだから・・
<
ピタトマラズの定理>
うん、コレにしよう。
定理説明;
【サンダルは放ると、ピタっと止まらない。
必ず、投げた手と反対側のヤツが裏返る】