
グリセードの写真だ。

そもそもグリセードはピッケルと呼ばれる金属の棒を雪面にさし、
バランスをとって滑り降りる。
我らはそれを、木の棒に変えた。
なぜか?
棒が長く使えるからである。
すると初めての人でも、簡単にグリセードできる。
スギヤマ隊員も、すぐに慣れた。
急斜面なのに、緩斜面だと勘違いするほどに成長した。
怖さがなくなったと表現しよう。

そして、緩斜面になったら、持参の滑りボードを尻に敷き、
シリセードに移行するのである。
尻で、スピードが出てくれば、棒を頼りに立ち上がり、
再びグリセード!

立ったり座ったり・・
5時間かけて登った2,5キロの長さの雪渓を、
奇声をあげながら、一気に滑りおりる。
イヤッホ~!
そして、計画どおり、ボテしておいたマウンテンバイクに跨り、
駐車場まで8キロを、まっしぐら!
快適な山くだりである。
もういっちょ、イヤッホ~!

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