カテゴリ:昔々おバカな話( 462 )
遥かな尾瀬の歌の真実
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 「♪~夏がくぅれば、想いだすぅ~♪」
誰もが知っている尾瀬の歌。
誰もが主旋律を唄える。
たとえ、歌詞が間違っていても、主旋律は歌える歌。

ところが・・私は、主旋律がむつかしい。
なぜか?
この話はぜひ聞いていただきたい。
私を音楽畑から遠ざけた話かもしれないから。
その昔・・中学生の頃。
音楽の授業。
先生が、ある時、
「みんなでこの曲を歌いましょう」
呼びかけた。
「ここからはコッチ、そこからはソッチ」
二つのグループに分けられた。
で、ソッチにくりこまれたイシマル君は、
なぜか分からないが、隣の部屋に移動させられた。

オルガンが鳴らされる。
先生がタクト棒をふりながら、ソッチの人達に呼びかける。
「さあ、歌いましょう、尾瀬の歌です」
♪~夏がくぅれば想いだすぅ~♪
ソッチ組のイシマル君たちは、必死にその歌を唄った。
そして、何度も何度も唄い込んだ。

かような後、教室を移動させられた。
アッチ組と合流し、一緒に唄えと、オルガンの伴奏が始まった。
♪~夏がくぅれば~
アッチ組は、甲高い声で攻めてくる。
ぼくらは、ひく~い低音だ。
勝つか負けるかでいえば、完全に負けている。
それよりなにより、何が行われているか、意味がわからない。
アッチとコッチが歌い終わると、
先生が、手を思いっきり叩き、
「スバラシイ、スバラシイ!」
ほめたたえている。

ここで時が流れる。
いい大人になった頃、尾瀬の歌を唄う機会があった。
唄った。
すると、周りのみんなが、目を白黒させた。
「何?その音階?」
私は、いわゆる二部合唱の下の音階を唄っているのである。
いや、言い直そう。
下のメロディしか知らないのである。
下のメロディしか教えてもらっていないのだ。
アナタに訊いてみたい。
下のメロディを唄えますか?
知ってますか?
もし唄えたとして、「楽しいですか?」

あとで知ったのだが、上の音階の人たちが、
♪~オゼ~
と高音で悲鳴のように気持ちよく、叫んでいた時に、
ボクらは、
声変わりが終わったオジサンのような響きで、
♪~おぉぜぇ~と発っしていたのである。
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by ishimaru_ken | 2018-06-23 05:37 | 昔々おバカな話
パー
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 「コレ失ったら、すべてパーだ!」

この言葉、どう思いますか?
意味が分かったアナタに問うてみたい。
「パー」って何ですか?

今、横にいた滝田くんが答える。
 「パーってのは、全部なくなるんだから、パーだヨ」
 『んだから、そのパーは何?』
 「ナッシングでしょ」
 『わかった、じゃあ改めて訊く、パーは何語?』
 「うぐっ」
 『うぐ語じゃなくて、何語?』
 「パー語」
 『はいはい、君はそっちで朝飯食ってなさい』

オジサンは、何かというと、パーを使う。
オジサンの作家でさえ、パーを使っている。
さっき読んでいた百田尚樹の《逃げる力》にこう書いてある。

 <会社辞めたら、ここまで十年、二十年と苦労して、
  登りつめてきたのがパーになりますから、
  到底受け入れられないというわけです>

この文面から推測すると、
パーとは、
 「すべて無駄になる」
 「差し引きゼロになる」
 「ジャンジャン」
 「ふりだしに戻る」
となる。
そこまでは、わかった。
では、誰がどこで、この言葉を使いだしたのだろうか?

パーで、最初に頭に浮かぶのは、ゴルフのパー
プラスでもマイナスでもない状態を表現している。

次に浮かぶのは、ジャンケンのパー
手のひらをひらいて、皆に見せている。
したがって、「私は何も持っていない」
つまりゼロの状態・・

もう一つ浮かぶのは、関西で、
特に吉本で、
 「おまえ、パーちゃうんかい!」
アホかいなと、口から泡をとばしている。
毎週、吉本新喜劇では、
 「パーちゃうんかい!」
これが聞ける。
座長の内場勝則(うちば)さんは、甲高い声で高らかに~
 「パーちゃうんかい!」
っとここまで振っておきながら、吉本の話は忘れてほしい。
今日の、パーの探求から外れてしまう。

他にも説はあるだろうが、アナタの説は何だろう?
 「パー」
私もつい最近使った。
パソコンに取り込んだ、写真が・・
あれれ?
打ち間違いで、一瞬で消えちゃった。
その時の、首を垂れたようなつぶやきが・・
 「あっちゃっ、パー」
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  塔ノ岳の山小屋 尊仏山荘にて
by ishimaru_ken | 2018-06-12 05:58 | 昔々おバカな話
青梅は食えるか?
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 「梅の出荷が始まりました!」
テレビで喋っている。
梅とは、青梅のことである。
浸けて梅酒にしたりする青梅だ。
ここで、アナタに訊きたい。
 「青梅を喰ったことがありますか?」

なんちゅうこと言うだ!
アレは、青酸なんとかが含まれちょって、喰ったら死ぬだヨ。
お叱りを受ける。
そのとおり。
青酸なんとかで、食ったらほぼ腹を下す。
下すどころではない。
というより、喰ってみたら分かるが、すっぱ過ぎて、
舌がしびれる。
ヒエ~とか言ってしまう。
そう、ヒエ~と叫んでいたけんじろう君がその昔いた。

小学生のけんじろう君。
庭に実った梅の青さに惹かれている。
「喰ったらいかんゾ!」
大人に、たしなめられているのは分かっているのだが、
プクプクと実った青い実は、いかにも旨そうだ。
あいつを食わぬしてどうする!
子供心に火がつく。

梅ノ木の下で、ささやかな理論をくみしだく。
 「あいつは毒だ。しかし、大人が酒に浸けると、
毒でなくなる。たぶん大人はウソをついている。
旨いので、子供に食わせない為にウソをついている」
よし、食ってやろう。
ボキリ、
一粒もぎ、手のひらの上でゴソゴソやる。
親指と人差し指で、その青梅をつかみ、空に浮かべる。
決心は、早かった。
ガブリッ

ん・・?
うまいでないか!
さわやかな青さに感動する。
舌がややしびれる。
半分も食えない。

その後、毎日、親の目を盗んでは、
一個の半分づつ喰らいついたのだった。
そして数年後のこの季節、毎日一個、
青梅を食っていた私がいた。
・・いたのだが、たぶん間違っている。
良い子は決してマネしてはいけません。
良い子は、最初の時点で、医療関係の世話になります。
パープーパープーとか鳴ります。
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  極めつけの秘境駅 尾盛駅
by ishimaru_ken | 2018-06-07 05:49 | 昔々おバカな話
山に本を持って登る
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 昨日、「山に本を持っていった事がない」と述べた。
さっき、それは間違いだと気づいた。

その昔、けんじろう君が17才の時の話である。
九州から東京に出てきてまもなく、
秩父という所に、ある山を見つけた。
 《武甲山》 ぶこうさん 1304m
よし、登りに行こう!
この時、けんじろう君はすでに、
新田次郎著の「孤高の人」を読み終わっていた。
これがいけなかった。

キスリングというリュックに、
「重りを入れて担ごう」と考えた。
「加藤文太郎は、いつも石を入れて歩いていた」
という記述のくだりを思い出したのだ。
おもりおもり・・・
殆ど何もない下宿のアパート。
テーブルもない部屋に、なぜか本棚だけはあり、
自宅から持ってきたハードカバーの小説が並んでいた。
 《戦争と平和・上中下巻》
 《罪と罰・上下巻》 
 《谷間の百合》
 《カラマーゾフの兄弟・上下巻》
 《白痴》
 《スタニスラフスキーシステム》演劇本
 《チェーホフ全集・六卷》
 《サマセット・モーム全集 全18卷》

この他にも、本棚にある本をみんな詰めた。
よっこいしょ!
あれれ、立ちあがれない。
いったん窓枠にキスリングを乗せ、
座り込んで担ぎあげる。
ズシリ
肩にくいこむ。

さて、武甲山にやってきた。
登山口に辿りついたところで、すでに汗ビショ。
あまりにも重い。
鍛えると思いついたまでは良かったのだが、
登山に必要のないモノは、よけいに重く感じる。

中腹まで登ってきた辺りで、本を捨てたくなってきた。
カラマーゾフが嫌いになってきた。
何の罪をして、こんな罰を受けているのだろう?
谷間に百合なんか咲いてないゾ!
八つ当たりをしている。
いったい何キロを背負っているのだろう?
この時は知るよしもないのだが、
山から下りたところにあった銭湯で測ったら、
38キロあった。
そして、お馬鹿なことに、
本を詰め込む作業に力をそそぐあまり、
食べ物を買うのを忘れてしまった。
かろうじて水筒は、肩から掛けていた。

山頂に、ほうほうのていで辿りつき、
食料のない事に気づき、
食えない本を取り出しては、ため息をつき、
 「まさか、ここに捨てるんじゃないだろうナ」
ドストエフスキーのヒゲだらけの顔が浮かび、
 「本だから失敗したんだ、水なら捨てられたナ」
せこい考えに、唇のハシがゆがみ、
ハードカバーとは、外装が固いのではなく、
「ハードに鍛えられる本」だったのかと、
納得する17才のお馬鹿野郎であった。
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    常念小屋から槍ヶ岳
by ishimaru_ken | 2018-06-05 05:50 | 昔々おバカな話
駆けつけ三杯!
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 昨日、「メートルがあがる」の話の中で、
この言葉が出てきた。

 《駆けつけ三杯!》

酒席に遅れてやってきた輩に、初めから呑んでいる皆が、
酔いに追いつくようにと、発する言葉である。
温かみとからかいの両方の意が込められている。
どちらかと言えば、半分酔った人間が発する言葉であるので、
ノリの気分が、大半。
それが証拠に、さっきカッコつきで書いた表現。
 《駆けつけ三杯!》
の最後に、ビックリマーク!の、
オッタマゲーションが付いている。

 話は外れるが、「!」
 このオッタマゲーションの正式名称は、
 何というのだろうか?
 毎回、オッタマゲーションと呼ぶのがあほらしい。

話し戻って、駆けつけ三杯!
この呑み方は、間違いが起きやすい。
その昔・・

40年前・・・
友人の結婚披露宴の二次会。
遅れて、会場である飲み屋にとびこんだ私。
「お~来たなぁ~駆けつけ三杯!」
ウイスキーをグラスに並々を注がれ、
一気飲みの三杯儀式をやらされた。
若さとは、おバカの代名詞。
ゴクゴクゴク~ゴクゴクゴク~ゴクゴクゴク
呑み方は、片手を腰にあて牛乳を飲む姿にそっくりだ。
若さのあまり、
アルコールが身体に巡るのに時間がかかる事
に対する知識がない。

目が覚めた。
記憶を失ったのであろうか?
手探りすると、布団に寝ている。
横向けに寝ている私の目先に、女性が眠っている。
ドキッ
やばい・・
グルリ180度向きを変えた。
するとそこには、よく知った男がイビキをかいている。
もう一度、首だけ180度向きを変えた。
意味が分かった。
私は、新郎新婦の初めての夜に、
その真ん中に眠っていたのである。

駆けつけ三杯の恐ろしさは、こんな形で現れる。
そろ~と、ふとんを抜け出し、抜け足差し足で、
玄関からはい出たお馬鹿なオオバカモンは、
二度とするものか、駆けつけ三杯!
いや、「一杯でもするものか」
と、間違って履いて出た新婦のスリッパに誓うのであった。
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          メジナの刺し身
by ishimaru_ken | 2018-05-27 05:25 | 昔々おバカな話
メートルをあげる
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 《メートルがあがってるネェ~?》

メートルがあがる。
最近、あまり耳にしなくなった言葉である。
いや、私が聞かなくなっただけで、これは公用語だろうか?

その意味は・・
「酒がすすんでいるネ」
「酒をゴクゴク呑んで、盛り上がっているネ」
という意味である。
悪意で発している言葉ではない。
むしろ、その酒席に参加したいのだが、遅れてしまい、
すでに盛り上がっているホホを赤らめた連中に、
エールを送っているともとれる。

メートルとは何?
ふむ・・・
ここに、科学実験の試験官を思い出してみよう。
細長いメモリのついたガラスの管だ。
この管に、酒を注いだと仮定してみよう。
もし、この管が、
メートルという単位を使う長い管だったとしたら・・
酒が、トクトク注がれ、
試験官の下からどんどん上に水面はあがってゆく。
《欽ちゃんの仮装大賞》で、点数が上がるときに鳴る音、
ボ・ボ・ボ・ボ~ポ~ン!
その上がり方に似ていると言えるのが、このメートル。

酒飲みの身体を試験管に見たてれば、実に分かりやすい。
「ほお~メートルをあげてますナ」
酒席に遅れた私から感嘆詞が漏れる。

「では、おいらも加わりますかぁ~」
すると、メートルをあげている彼らから、
昔ながらの言葉が発せられる。

「おぅ、駆けつけ三杯!」
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      ぎぼうしのテンプラ
by ishimaru_ken | 2018-05-26 05:22 | 昔々おバカな話
大きな何かを食べようと
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 時折、自分がやった行為に責任がもてない事がある。
冒頭の写真の一枚目は、
秋田の湖のほとりでペンクルしていた折りに撮ったものだ。
二枚面も、やはりその時に撮ったモノだ。
最初の影写真では、私は何かを食べようとしている。
キャンプのバーベキュー中であることから、
箸が摘まんでいるのは、肉だと推測できる。
さあ、そこまではよかった。

ここで、二枚目の影写真が出てきた。
さて・・・
私がつまんでいる物体は何?
箸をブッスリ刺して、何かを持ち上げている。
何だろう?
撮影した仲間も、覚えていないと言う。
ふむ・・
私のことだ。
近場にある何物かを、箸でどうとかし、
持ち上げたに違いない。
バケツでもないし、枕でもないし・・

いまだ、答えは出ていない。
ほんじゃぁってんで、背景に写っている、
ハイエースの中を捜索してみたのだが、
あの影を映し出す物体を見つけ出せなかった。

くだらない事をする時は、
あとで説明できるように振る舞わなければいかんだろ。
ひょっとすると、近くの店で、
アホみたいな大きなパンでも買ったのだろうか?
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        ほうれんそう
by ishimaru_ken | 2018-05-14 05:57 | 昔々おバカな話
古い写真の中で
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 昔の写真を、数少ないアルバムの中に探していたら、
山の写真が見つかった。
18才のけんじろう君が、秋の八が岳に登っている写真だ。
赤岳の頂上で、頂上標識を抱いて、写っている。

その当時、私はカメラという高価な機器を持っていない。
という事は、誰かに借りた一眼レフの貴重なカメラだ。
もちろん、フイルム仕様のモノ。
さらには、この写真は、タイマーで撮られている。
なぜか?
その当時、新田次郎著「孤高の人」の主人公、
単独行の加藤文太郎に刺激されたけんじろう君は、
たった一人で、山を登ることに飢えていた。
カメラを持つことすら、間違いなのではないのかと、
異常なまでのストイックさで、山に入っていた。
(おおいなる勘違いなのだが)
青春という、勘違いを許容するふところの深さが、
けんじろう君をささえていた。

文太郎が、極寒の真冬の豪雪の中で、
ビバークをしたと読めば、
なぜか、真夏の晴天の山の中で、テントを張った。
文太郎が、甘納豆を常備食にしたと読めば、
常日頃から、甘納豆をボリボリ喰らい、
体重が増えた。
勘違いが、青春の常とはいえ、
あまりといえば、あまりである。
誤解はなはだしく、及ばぬ事いちじるしい。

それでも、本人は、その気になっていた。
文太郎が、下宿の庭にテントを張って眠っていたと読めば、
公園のベンチで、ゴロリと一夜を過ごし、
おまわりさんの手をわずらわした。

そう、いまでも思う事がある。
突然、けんじろう君は、なぜあんな事をしたのだろう?
ある日の夕方、突如歩き出し、
東京の山手線を一周歩いた
つきあげる衝動があったらしい。
その衝動のナゾが、《孤高の人》に書かれてあった。

加藤文太郎、その人は、神戸の町をとんでもない速さで、
駆け抜けたのだそうだ、隅々まで・・
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    八が岳を照らす朝焼け 1971年秋撮影
by ishimaru_ken | 2018-05-09 05:12 | 昔々おバカな話
孤高の人
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 《孤高の人》ここうのひと 新田次郎著

46年前に読んだ。
この小説が、私を山に引き込んだのだ。
そして今、再度読み返してみて、面白いことに気づいた。
私が高い山に登ったのは、八ケ岳連峰が最初である。
その中の、硫黄岳から入り南八ケ岳を縦走している。
なぜこの山を選んだのか、謎だったのだが・・

その理由が今になって分かった。
この小説の主人公加藤文太郎が冬山に初めて入った場所だ。
つまり、18才の青年けんじろう君が感化されている。
さらに青年は、その翌年八丈島で8日間の断食をしている。
そう、加藤文太郎も、一週間の断食をしている。
これは相当の影響をモロに受けていると言っていいだろう。
《孤高の人》より、断食中のシーンを抜粋してみよう。

 飢えは三日目になって、臭覚の矢を使って加藤を責め立てた。
 石の入ったルックザックを背負って神戸の町を歩いていると、
 あらゆる種類の食物のにおいが彼を責めた。
 パンのにおい、肉のにおい、ラードのにおい、魚のにおい、
 調味料のにおい、住宅地に入ると、臭覚の矢は、彼の鼻腔を通り、
 頭に突きささった。
 味噌汁のにおい、肴を焼くにおいなどを嗅ぐと
 眼がくらむようだった。

ふ~む、私が断食をした時も、同じように臭覚が敏感になった。
5年前に、このコーナーに同じような記載がある。
《断食5日目》2013年5月2日
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by ishimaru_ken | 2018-05-04 05:43 | 昔々おバカな話
ごはんの適量をどう伝える
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 昨日、ごはんのおかわり問題の話をした。
すると、懸命な方から、ご指摘をいただいた。
 「ごはん残せばいいんですヨ」

ふ~む、「残せばいい」・・・
声に出してみる。
 「残せばいい」
出来るだろうか?
茶碗につがれた量が多すぎたとしても、残せるだろうか?
問題は、ソコだ。

たぶん、残せない。
よしんば、断腸の思いで残したとしても、
残した後悔が一日中、私をさいなむと察せられる。
いや、翌日のごはんの最中、
 「おまえ、きのう残したよナ」
ごはんに睨まれるような気がする。

時折、「ごちそうさま」と箸をおいたところで、
茶碗の中に、2・3粒のごはんが残っているのに気づき、
あわてて箸を持ちなおす事のある私だ。
炊飯器のごはんを最後の最後の一粒まで、コシコシ、
キレイにさらわなければ、申し訳ない気持ちになる私だ。
そんな私が、
 「多かったら、残してください」
という言葉に素直に従えるだろうか?

旅館やホテルで、自分でつげないごはんの場合、
自らの適量のごはんの量を、どう伝えたらいいのか、
その言葉を、いまだ発明していない私である。
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      カ・カ・カツオが蒸されているゾ!
by ishimaru_ken | 2018-04-28 05:58 | 昔々おバカな話



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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