カテゴリ:仕事( 430 )
暗転舞台を歩く
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 舞台の暗転時には、すみやかに移動しなければならない。
客席から観ていると、舞台の幕間、突然照明がおち、
何も見えなくなる。
それは、舞台袖でスタンバイしている役者も同じで、
真っ暗になった舞台の上を歩いていかなければならない。

ほんの10mほどの距離を、アンダンテ・・
歩く速さで歩いてゆき、ぴたりとピンポイントで止まる。
そのお手伝いとして、舞台上には、光るテープが貼ってある。

 《蓄光》ちっこうテープ

バツ印だったり、ティー字だったり、四角だったり・・
しかし、このテープは誘導路ではない。
あくまで、最終ポイントの印だ。

さて、私は、この暗闇移動が得意である。
どのくらい得意かというと、
以前、出演者の有志で、本番前に、
目隠しをして、舞台上を歩くゲームをやった。
スタンバイ位置の印までの間に、
ペットボトルをランダムに置き、
目隠しをして歩いてゆく。
ピンポイントの場所は、ステージの最前列から2mほどの所。
すなわち、ちょいと方向を誤れば、舞台上から落下する。
ペットボトルに触れたら失格。

さあ、やってみよう!
昼飯をかけて、皆でチャレンジした。
結果、一度もペットボトルに触れることなく、
印のマークの20cm以内に到達したのは私だけだった。
印の位置を変え、3度チャレンジしたが、
結果は同じだった。
 「どうだ!」
私の鼻のピノキオ状態は、いかほどか!

翌日の昼飯をゴチになりながら、
特種能力に心からの拍手を受けたものの、
その能力以外のモノを、
「むしろ演技の方に注いだらいいのでは」
という圧倒的な指摘に、
ただただウナダレている私でありました。
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       徹底的にネジレた樹
by ishimaru_ken | 2018-08-18 05:43 | 仕事
打ち合わせは
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 「おはようございます、どうぞコチラへ」
テレビ局のビルに行くとエレベーターに、いざなわれる。
ドアが開く。
のりこむ。
どやどやと数人の人達と一緒になる。
 「あ~今日はですネェ~」
スタッフが説明を始める。
すると、誰かが、ドアを指さす。
そこには、冒頭写真の、紙が貼ってある。
 《打ち合わせは降りてから!》

会社は打ち合わせだらけである。
なにはなくとも、打ち合わせ。
一日中、打ち合わせをやっていたりする。
やれ、○○企画の打ち合わせ。
やれ、対談の打ち合わせ。
やれ、出張の打ち合わせ。
明日の打ち合わせの為の、打ち合わせがあったりする。
そこに、打ち合わせ大好きな課長が現れたりすると、
話が終わらない。

課を離れ、廊下を歩いていても、打ち合わせをしている。
そのまま、トイレに入っても、まだ続いている。
困るのは、エレベーター。
自分の課だけではない、様々な人達がのってくる。
ボタンを押して、しばしの間は黙っているのだが、
どうも沈黙が我慢ならぬ気質なのか・・
 「スケジュールの問題じゃないだろう、アレはだネ・・」
言葉があふれだす。
聴きたくない内容を、
無理やり聞かされる、たまたま乗り合わせた人達。
ただのお茶のみのお喋りではない。
意外や、秘密事項も含まれている可能性すらある。
(それ、今、ココで指摘するか!)
驚いている私がいたりする。

やはり、張り紙は必要のようだ。
ところで、冒頭の張り紙・・
私は、ずっとこのデザインは、
富士山を描いているのだと思っていた。
富士山に雲がかかり、噴火しているのだと思い込んでいた。
もちろん、アナタには、ちゃんと見えてますよネ。
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by ishimaru_ken | 2018-08-02 05:56 | 仕事
辞表の七不思議
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 「イシマルさん、『辞表』の文字上手いですねぇ~」

ドラマのスタッフに褒められる。
刑事モノだの会社モノだののドラマでは、
辞表を書く機会が多い。
その時、役者本人が書くケースがある。

「お願いしま~す」
小道具係の方が、封書を何通も持ってきて、
デスクに並べる。
やには、私が、持参の毛筆を取り出し、
心をしずめる。
たっぷり息を吐きだし、斜めの線から書き始める。
やがて、書き終えた封書を見て、
スタッフの皆が、賛辞を述べる。

「イシマルさん、辞表が上手いですねぇ~」

人間褒められれば、反応する。
鼻が上向いたりする。
「まあね・・」
などと、よけいな言葉を吐いたりする。
ところが・・・

よく考えてみれば、『辞表』の文字が上手くて、
自慢できるだろうか?
というより、『辞表』と、書く機会はそうそうあるまい。
無い方がいいに決まっている。
あったとしても、嬉しいハズがない。
こころわびしく、悔しさの方がまさっているに違いない。
握りこぶしを振りおろしたい程に、耐えている時に、
封筒の前で、筆を握っていなければならないとは・・

願うらくば、字画を間違ったり、
筆がにじんだり、
『痔表』とか書いてやりたくなる衝動にかられる。

「イシマルさん、真ん中に書けて上手いですネ」
あんですと?
驚くべき事実が、ここで浮かび上がる。
そう、
『辞表』の文字は、封筒の真ん中に書けない
ここで、スタッフが書いた『辞表』を見てみる。
すべからく、全部と云っていい封筒の文字は、
左側に寄っている

試しに、今、アナタに書いて貰いたい。
封筒を置いて、筆ペンでいきなり書いてみてほしい。
どうですか?
真ん中に書けましたか?
書けなかったというアナタ。
試しに、封筒の真ん中に鉛筆で縦線を引いてみてください。
その上で、『辞表』を筆ペンで書いてみてください。

書けましたか?
私の近しい人10人にチャレンジして貰いましたが、
どれも、左によっていました
真ん中に鉛筆線を書いたのですゾ。
なのに、左によっているのです!
不思議です。
『辞表』の七不思議と呼んでもかまいません。

おそらく、この漢字二文字には、なにがしかの、
怨念がこもっているのでございましょう。
さあさあ、じっとしていないで、
封筒を探しましょう。
筆ペンを買ってきましょう。
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by ishimaru_ken | 2018-07-24 05:22 | 仕事
タイヤキと太鼓焼き
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 昨日、エクレアとシュークリームの話をした。
すると、「タイヤキと太鼓焼きはどっちがいい?」
という論争がおこった。

ドラマのロケ現場に私が差し入れるのは、
太鼓焼きの方である。
理由は、簡単。
そっちの方が好きだから。
なぜ、好きか?
太鼓焼きの方が、タイヤキより、
アンコが多いような気がする。
気がするだけで、まったく検証はしていないのだが、
長年、皆の反応を伺ったところでは、
おおむね私と同じ意見である。
ところが・・・
どっちが好きか?の質問に、男女問わず、
タイヤキ派が多数を占めたのである。
ただし、あくまで、差し入れを食べる場合の話である。

タイヤキの方が食べやすいのだそうだ。
いや、持ちやすいという表現が正しい。
アンコの量は、判断に左右されないのだそうだ。
「太鼓焼きも持ちやすいだろう!」
私の主張は一蹴された。
 「アレはブニョブニョしてて、あんが漏れたりします」

タイヤキは、しっかりしていると言うのである。
ゆえに、歩き食いが出来るのだと。
 「それに・・」
それに?
 「方向がしっかりしています」

太鼓焼きは上下も左右ないが、
タイ焼きは、部分を、ソコとかコッチとか、
指摘できるのがいいのだそうだ。
 「ココから食べヨ」
などと喋ることができる。
しかし、太鼓焼きは、
 「半分コしようね」
くらいしか、使用する言葉がないのだと主張する。

私としては、平等に半分にできないタイヤキに、
いきどおりを感じているのだが、
 「タイヤキに平等なんて言葉を持ち込むのは違反」
ときた。
そうなんだ、太鼓焼きは人気ないんだ・・
っと思っていたら、あっという間に、
食べられてしまいましたとサ。
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by ishimaru_ken | 2018-07-22 05:21 | 仕事
エクレア VS シュークリーム
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 ドラマのロケ現場は、早朝から深夜に及ぶケースが多い。
しかも連日となると、スタッフの疲れ方は、いかほどか・・

そこで、食べ物の差し入れを役者が担うことになる。
もちろん、強制ではないが、気持ちで持ってゆく。
私の場合、エクレアが多い。
自分が好きだからという理由もあるが、
食べやすく、手ごろ感が良い。

そこで、長年、皆にアンケートをとってみた。
「ねえ、シュークリームとエクレアどっちが好き?」
男女、同数に訊いてみた。
すると・・
10年ほど前までは、
男は圧倒的に、エクレア。
女子は、シュークリームが多かった。
ところが・・
今では全体の、70~80%が、エクレア派になったのである。
言ってみれば、女子がド~ンと、エクレアになびいたのだ。
なぜだろうか?

シュークリームとエクレア。
量的には、シュークリームの方が大きい。
ダイエットという目的が常にある場合、
少しでも小さい方を選ぶ傾向がある。
だからエクレアか?
しかし、エクレアにはチョコがまぶしてあるゾ。
とはいえ、ダイエット中には、
そもそもエクレアは食べないんじゃないの?

っとそんな事を言っていられない長時間労働がまっているので、
我慢している場合じゃない。
むしろ、カロリーが欲しい。
一日、20時間働ける身体にしなければ!
エクレアの一本くらいなんだ!

えっ、2本食べたいって?
おい、六平(ムサカ)、2本持ってゆくなヨ!
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by ishimaru_ken | 2018-07-21 05:47 | 仕事
ビル内 徘徊
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 「コチラです」
ドラマのロケ現場に到着すると、スタッフに道案内をされる。
とても高いビルの、どこかの階を借りている時もある。
 「巻いてる?」
 『いや、おしてますネェ~』
何気ない会話がはずみ、ベチャベチャおしゃべりをしている内に、
ロケ現場の階に到着する。
 「おはようございます」

しかして数時間・・・ロケを終わり、
 「おつかれさま」
自分で、エレベーターに乗り込む。
1階のボタンを押す。
ブィ~~~ン
 「あっ、忘れ物をしちゃった」
1階に降りたところで、舌打ちをする。
すぐに、上の階のボタンを押そうとする。
ん・・・?
何階だっけ、さっきいた階は?

行きしなは、案内されていたので、覚えていない。
ベチャベチャおしゃべりのセイで、記憶が定かでない。
ん・・・困ったゾ。
しかも、今、忘れたと気づいたモノは、携帯電話である。
スタッフに電話をすることもできない。
え~と・・え~とぉ・・・
解決策を考え、腕組みするのだが、ひとつも案が浮かんでこない。

ビルは、ぱっと見、30階以上ある。
たぶん、10階より上のような気がする。
階を、ひとつづつ降りてみるか?
とはいえ、このエレベーター、仕様頻度がはげしく、
なかなか回ってこない。
一度降りると、ずいぶん待たされる。
では、最上階まで行って、あとは階段で降りながら見つけるか?
ふ~む。
なにかいい方法ないかなあ~?

そうだ、外の駐車場に行けば、スタッフの車があり、
車両部の人がいるじゃないか!
外に出ようとした。
すると・・・ゲートがあった。
カードを持っていなければ、通れない仕組みになっている。
そうか、入る時は、違うエレベーターだったじゃないか。
裏口があったに違いない。
どうやったら、裏口に行けるのか・・?
まだまだ、私のビル内徘徊は続くのだった。

で、どうやって脱出したかって?
態勢を立て直すためにトイレにいったら、
偶然、スタッフの一人がいたのサ。
(そんなで良かったのかぁ~偶然で?)
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by ishimaru_ken | 2018-07-20 05:44 | 仕事
暑い夏に覚悟を決めて
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 「よお~し、暑い夏が始まった」

「よお~し」と言ったのは、「覚悟を決めた」と言う接頭語だ。
その昔の先輩たちが、
「昔は暑かったんだゼ」
と述懐している。
しかし、申し訳ないが、
たぶん、さほど暑くないと思う。
さほどと云うのは、今ほどという意味だ。
時代は変わった。
僕らは、危機的な暑さの時代を迎えている。
なんなら、「暑くて死ぬ!」
っとか言っても許される時代かもしれない。

それでも、仕事は続く。
今日も、炎天下に出ていかなければならない。
テレビのアナウンスが繰り返す。
「こまめな水分補給を」
あんだって?
右の耳から左の耳へ通りすぎる。

「よお~し」と決意したからには、
ここから始まる3か月弱の時間を、
闘うのである。
同じ闘うなら、美しくタタカイたいものである。
美しくとは・・・こう言っておきたい。

何事もなかったかのように
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by ishimaru_ken | 2018-07-14 06:01 | 仕事
訃報が多い
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 最近、会社務めの友人によく言われる。
「ここんとこ芸能人がよく亡くなるよネ」

う~む、役者やら、歌手やら、
コメディアンやらを引っくるめて、
芸能人と呼んでいるのだが、
確かに、訃報は頻繁にある。
昔より、確実に多い。
しかし、それは、当たり前のことなのだ。
人が増えたのである。
昔より、テレビだののマスメディアに登場する人間が、
圧倒的に増えた。
増えた分、亡くなるのは当然のことで、
確率の問題にすぎない。

きっと、これからもっと増えるだろう。
毎週いや毎日、なにがしかの訃報が流れても不思議でない。
それくらい大勢の人たちがいる世界になった。
なったのだが・・
さすがに、近しい役者が、いなくなると、
へこむ。
よって、最近では、ロケが終わった時、
さよならをする時、思いっきり相手の顔を覗き込み、
サヨナラの挨拶をする。
皆、若いころから、
いつ死んでもいいような覚悟をして生きてきた彼らである。
そんな生き方に美学を感じている彼らとも言える。

役者同士、次にいつ会えるかわからない。
何年後に会えるかも分からない。
5年ぶりはおろか、10年ぶりなんてのは、当たり前。
30年会っていない役者もいる。
ゆえに、挨拶をする。
さすがに、「あの世で」とは言わないが、
「いつか必ずお会いしましょう」

丁寧にごあいさつした方に限って、
「やあやあ~」
一か月後に再会したりする。

っと・・一昨日、俳優《加藤剛》氏の訃報が・・
あれは10年ほど前の事、
ドラマでご一緒させていただく機会があった。
地方ロケが終わった夜、帰りの飛行機の中、
座席が前後となり、私が後ろ。
小一時間した頃、前から、つぶやきが・・
「ク・クビが・・」

夜間飛行で、西から東に向かうと、
日本列島はまばゆい光の帯になる。
窓に額をくっつけ眺めていると、
 遠い地平線が消えて
 なんと夜のしじまの饒舌なことでしょう

(ジェットストリームの城達也風に)

そう、窓に額をくっつけすぎていると、
首が固まって痛くなるのである。
その頃、70才ほどであったろう加藤剛さんは、
星屑のような街の灯りに見惚れていたのである。
「アッ、あれは浜松・・沼津・・あたみだ・・・」
低いつぶやきが聞こえる。
 満天の星をいただく果てしない光の海を
 豊かに流れゆく風に心をひらけば・・・
 名優加藤剛氏の あの低音の響きが
 遠ざかるにつれ しだいに星のまたたきと
 区別がつかなくなります
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by ishimaru_ken | 2018-07-11 05:05 | 仕事
アカムツは釣れるのか
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 《アカムツ》という魚が、海の底に棲んでいる。
結構な深さの海底に、棲んでいる。
水深150mだの250mだの。

このアカムツを釣る人たちがいる。
(言葉を間違った、言いなおそう)
アカムツを釣りたいと願う人たちがいる。
その人たちは、足繁く、釣り船に通い、
へたすると、何年も通い、
その挙句、ボウズ(一匹も釣れないこと)を重ね、
落胆のあまり、
アカムツが釣れている釣り番組を見ながら、
心を静めている。
ところが、その釣り番組でさえ、番組がやとった釣り人が、
見事にアカムツを釣り上げるシーンは、ほとんどない。

ちょっと待て!
何故それほど、彼らはアカムツにコダワルのだろうか?
答は、食ったことがある人に訊いてみれば、一目瞭然。
 「うまいです!」
 「あのウマさは、信じられません!」
 「全身がトロじゃないですか!」
 「魚界の王様でしょう!」
絶賛の嵐である。
歯が浮くほどの賛辞がおくられている。
スタンディングオベーションで迎えられている。
さあ、ここまでくると、ひねくれ者の私なんぞは、
反抗心がむき出しになってくる。
 『しょせん、魚だろうぅ?』
 『食った時、腹が減ってたんじゃないのぅ?』
 『カーテンコールだって、3回目はおざなりの拍手だヨ』

そんなに旨いってぇのなら、是非釣って食ってみなければいかん!
20年来、恋い焦がれ、釣ってみたかった魚に、
ついにチャレンジしてみたのだ。
 「まず、釣れませんヨ・・」
という接頭語を背負いながら・・・
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by ishimaru_ken | 2018-07-04 05:47 | 仕事
オジサン
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                18才のけんじろう君

 「若い時はヨォ、オジサンが有利だヨォ~」

我らが役者の世界、あるいは、スポーツの世界、
はたまたアナタの仕事の世界に共通する真実かもしれない。

『オジサン』とは、見た目もさることながら、
精神的なオジサンである。
(え~と、オバサンとも言えるのだが、今は忘れて欲しい)
同世代の皆が認めるオジサンである。
『あいつ老けてるなぁ~』
そう、そのオジサンである。

例えば、『老けてるなぁ~』と言われた彼。

実は、20才。
同年代の中では、確かに老けている。
しかし、所詮20才。
本物のオジサンからすれば、ネタは割れている。
見透かされている。

今述べたこの言葉がキーワードとなる。
同年代の中では
同い年なのに、自分より10才くらい老けてみえる彼。
彼の容姿と言動は、仕事的には有利にはたらく。
役者を例にあげてみよう。

小学3年生の子供を演じている子役の実際の年齢は、
たいがいの場合、小学6年生である。
実際の年齢にやらせても、セリフの意味が理解できないことが多い。
きちんとモノが分かった年齢に役をやってもらう。
同じことが、その上の年齢でもおこる。
その昔、近藤正臣は、ドラマ「柔道一直線」の中で、
中学生を演じていたのだが、その時30才。

このでんでいくと、名優と呼ばれる方たちは、
総じて、若いころからオジサンであった。
10才どころか、20才くらい上に感じられた。
誰とは指摘しないが、「ああ~あの方ネ」
と思い浮かべて貰えると、話が進展しやすい。

その方たちは、50才くらいになると、
やっと見た目に年齢が追いついてくる。
そして、追い越されてゆく。
最初からオジサンだったので、いつまでたってもオジサンなのだ。

そのオジサンと私の比較が面白い。
あるとき、そのオジサン(世界的な)役者と、
若いころ同級生という設定の役があった。
その若いころ、二人で写っている写真を合成すると言うので、
20才の頃の写真を持ちよったのだが・・・
彼は、さほどの変貌をしていない。
しかし、私の当時の写真を見たら、
スタッフが開口一番。
 「コレ、誰ですか?」

結局、合成は無理ということになり、
私に似た若手の俳優の写真を撮った。
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by ishimaru_ken | 2018-06-20 05:57 | 仕事



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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