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カテゴリ:謙の発見!( 920 )
避難路はすべり台
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 昨日、首都圏の、とある高速道路を走っていた。
トンネルにズボリと入った。
地下深くに下ってゆく。
2キロほど走った頃、電光掲示板に、
不可思議な見たこともない文字が表示された。

 《緊急避難路は、すべり台式になっています》

えっ?
あんですと?
口をあんぐりとあけた。
すべり台式?

トンネルの避難路とは、
トンネルの脇に道路に平行に小さい通路が設置され、
いざと云うときに、扉を開ければ、その通路に入り、
トンネルの出口まで歩いてゆくシステムだと想像している。

今見た電光掲示では、その避難路が、
すべり台だと言っている。
どういう事だろうか?

トンネルとは、山の中、
あるいは、地下にモグラのように続いている穴である。
地下から、さらにすべり台で下るとはいかに?
仮に、山の中だとすると、
その平行通路から斜めに下っていくルートがあるのかもしれない。
しかし、地下トンネルの場合、無理に決まっている。

それにしても、なにゆえに、すべり台式なのだろう?
すべり台は、幼稚園の頃から好きだ。
あれば、必ずと言っていいほど滑った。
不謹慎を恐れずに言えば、
飛行機が緊急着陸した時に出る、
ダスターシュートも、滑ってみたいとさえ思っている。

そんなモノがトンネルの避難路にあるらしい。
もう一度、問うてみる。
「なぜ、すべり台式なのだろう?」
頭の後ろに腕を組んだり、
うつ伏せになって、頭のてっぺんをコンコンやってみたり、
眉間の真ん中に、人差し指をあててみたり、
してみたあげく・・・
こんな想像をしてみた。

地下のトンネルとは、火事だのの災害が起きた時、
煙が充満する。
煙は基本的に上にあがる。
もし避難路が、地面と平行や上方向に向かっていれば、
人は、煙に巻かれてしまう。
そこで、避難路(小トンネル)を極端に下方向に向けて作った。
ソレは、かなりの急斜面だ。
おそらく最初は階段で降りる設計だった。
しかし、緊急時に階段では転ぶ可能性がある。
そこで、いっそすべり台にしたらどうだと、
意見を述べた人がいて、その意見が通った!
最近では、幼稚園の緊急避難路が、すべり台だったりする。
意見を述べた方は、
あのすべり台を思い浮かべたのかもしれない。

っと、ここまで述べたが、すべては私の想像である。
間違っていたら、ごめん。
それにしても、あの電光掲示板を地下トンネルで見つけた瞬間の、
私の瞳孔が、グワッと開くさまを見せたかった。
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             トクサ
by ishimaru_ken | 2019-06-12 05:15 | 謙の発見!
三光鳥が鳴いた
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 《三光鳥》(さんこうちょう)という鳥がいる。

三つの光とは・・?
月  日  星
つき ひ ほし

《ききなし》という鳥の鳴き声の表現がある。
鳥の鳴き声を人間の言葉に、むりやり置き換える文化だ。
典型例が、
 「ホーホケキョ」
鶯の鳴き声を、法華経になぞらえた。

そのききなしの中でも、美しい表現の筆頭がこの、
三光鳥。
こういう風に鳴いていると、ききなしでは語られている。
 「月日星 ほいほいほい」
(つきひほし ほいほいほい)

さあ、果たして三光鳥は、ほんとにこういう風に鳴いているのか?
石丸探検隊は、究明するべく突き進んだ。
夜明けと共に、音響のスペシャリストのウエタケ隊員と落ち合い、
東京は八王子にある八王子城に向かう。
昨年の五月ごろ、例の鳴き声をこの地で聞いたのだ!
 「アレは・・三光鳥ではないか!」
しかし、遠くで鳴く鳥の声は、私が持っている録音機では、
とても録れるものではない。
やはりそこは、プロのマシンと技術がいる。
ウエタケ隊員の出番である。

夜明けに、彼が高性能マイクを、空に向けている。
三光鳥に気配を悟られないように、
いったん立ち止まれば、10分でも20分でもピタリと動かない。
樹木と化す。
その隣で、私も樹になる。

かなりの長い時間が過ぎた。
すると・・・
 「キョロン、チャロン、ピロ、ホイホイホイ
我らの真上の杉の木で、奴が鳴いた。
コロコロと転がるような軽やかな音色だった。
昔人は、
 「キャロン」を「月」と聞き、
 「チャロン」を「日」と聞き、
 「ピロ」  を「星」と聞いたらしい。

キャロン、チャロンなどと語っている私の表現とて、
褒められたものではないのだが、最後の、
 「ホイホイホイ」
に関しては、誰もがうなづくのである。

それにしても、「月日星」と感じた感性を抱いた昔人を持つ、
日本文化に感謝しよう。

この貴重な三光鳥の鳴き声は、
ラジオ《山カフェ》の中で紹介しようかなぁ~
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          シャガの花
by ishimaru_ken | 2019-05-29 05:54 | 謙の発見!
船室のはっけよい
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 一昨日、船の振動で、ブルーマンショーが演じられた話をした。
さかのぼること1年前。
釣り船の船室に、私はいた。
長い時間移動をするとき、潮をかぶらない為に、
船にそなえてある小部屋に移動する。
エンジン音がゴウゴウと鳴り響き、
夜であれば、密航の雰囲気がプンプンただよう。
会話が成り立たないような轟音の中で、ふとテーブルを触る。
非常に激しい振動が伝わってくる。


ひらめいた!
紙とハサミを取り出し、チョキチョキやり始める。
できたのは、紙相撲の人形、2体。
さっそく、テーブルにのっけ、
 「ひがあしぃ~白鳳ぅ~にいしぃ~嘉風ぇ~」
 なあ~っった なあ~ったぁ~!
紙相撲が始まる。
ガタガタガタガタ
超のつく小刻みな振動が紙に伝わり、
白鳳と嘉風(よしかぜ)が取り組む。
テーブル狭しとばかり、あっちに行き、こっちに行き、
ときにに取り組み、ときに離れ、
1分の激闘ののち、後ろ向きになった嘉風がおくりだされた。
 「うあったぁ~白鳳ぅ~」

一時間の海上移動を楽しんだのであった。
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by ishimaru_ken | 2019-05-28 05:45 | 謙の発見!
船上のブルーマンショー
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 コレは、釣り船の最後尾の甲板を撮ったモノだ。
真ん中に白く泡立った部分があるのが見える。
拡大してみよう。
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さあ、コレが何か分かるかな?

答えは、
 船のエンジンによって振動が甲板に伝わり、
 甲板上の水が跳ねている


漁船の類のエンジンは、出力が大きい。
船が一か所に停止して、エンジンをかけ続けていると、
非常に細かい振動が伝わってくる。
水が1センチ以上の高さでたゆたっていると、
とび跳ねる現象が起きる。
時には、50センチ以上の高さまでとび散る。
見える音楽を聴いているような気持になる。

そういえば・・・
《ブルーマンショー》というライブがあった。
顔面をブルーに塗りたくった人たちが、
ステージの上で様々な楽器演奏をしていた。
楽器というより・・・パイプであったり、
ドラム缶であったり・・
その辺にあるモノを楽器にしていた。
そのショーの中で、
ドラム缶の上に色のついた液体を浮かべ、
そのドラム缶の横を叩くのである。
すると、さっきの船の水のとび散りと同じ現象が起きる。
色のついた水の柱となって、高く伸びるのである。
何百本もの細い垂直の柱ができる。
隣のドラム缶では、違う色の水の柱ができている。

そのパフォーマンスが海の上で発生している。
釣り上げられたアジやタイが、横すべりしていって、
水柱パフォーマンスを邪魔したりしている。

ついつい見惚れてしまい、
魚釣りが、おろそかになったひとときであった
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by ishimaru_ken | 2019-05-26 06:00 | 謙の発見!
立入禁止看板
 昨日、《危険》看板を紹介してみた。
では、本日は、《立ち入り禁止》看板とはどんな所に?
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  立入禁止

熊本の阿蘇の火口である。
こんな事書かなくても分かろうものだが、
50年以上前、この火口に立ち入って、転落し、
二日後に助けられた人がいた。
硫黄の毒が危ないのである。
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  関係者以外
  立入禁止


パノラマアンテナが見えるここは、八丈島である。
何かの政府の施設だと思える。
ま・・普通入らないわな。
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  立入禁止
  植物の採取禁止


ある山の頂上付近に、蓮華つつじの大群落地がある。
心ない方たちが奪ってゆくのが許せないと言うので、
看板ができ、警戒視察も行われている。
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  立ち入り禁止
 危険です中に入らないでください


理由は、書いてない。
進入禁止とも、ダメ押し書きをしている。
何かの施設があるに違いない。
理由を書いてない方が、おっかないので、
入らない方が身のためだ。
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 立入禁止

海にも書いてある。
これは分かりやすい。
堤防などで釣りをする人たちに警告している。
ここで、釣りをしちゃダメですヨ。
波高いし、助けられないし、
パーセンテージで、転落して上がれなくて溺れるし・・
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  立入禁止
  この上のがけ崩落につき、
  この付近大崩落石の恐れあり。
  非常に危険、立入を禁止します
             管理人


管理人にとっては、これくらい脅さなければ、
どうやっても立入る人が後をたたなかったと思える。
この上に、相当の魅力があるらしく、
この看板の横にも足跡があった。
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  危険 
 単独登山者
 立入禁止


登山では、単独の方が多い。
私も若いころはそうだった。
しかし今では、高齢者の単独も多い。
女子もいる。もちろん若者もいる。
すると、確率上、遭難が起こりやすい。
この看板のある個所は、この先、あまり人が通らない。
ゆえに何かあったら、
見つけれれる可能性が低いことそ示唆している。
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  危ない!
  氷上
  立入禁止


ここは、岩手県の岩洞湖の近くの池である。
日本でも一番寒いと言われている地域だ。
池や湖はすぐ凍る。
凍るが、冬にならなくても凍るので、
氷の厚みがよく分からない。
氷上にあがって、釣りをする人たちに警告している。
いや、氷慣れしていない観光客に注意勧告している。
「落ちたら死にますヨ」・・と

さらには、氷の厚みを確かめようと叩いたりしちゃダメですヨ。
叩いて割れた時には、アナタは水の中ですからネ・・と。
by ishimaru_ken | 2019-05-10 05:54 | 謙の発見!
危険看板に出会う
 山の中は、緊張に満ちている。
私が足繁く通う低山には、アスレチックまでが拵えてあり、
25キロの重たいザックを背負った身には、
究極のサスケと言ってもいい。
すると・・こんな看板が現れたりする。
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      注意
   サルが出ることが
       、あります
   かまったり、エサを
   与えないで、ください


猿が出るらしい。
よし、心しよう。
すると、こんな看板も。
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   マムシに
   かまれたら
   119番!!


これまで、マムシに関する看板は、おおむね、
「マムシに注意」だった。
それ以外の看板はなかった。
しかし、この看板は、噛まれた後の対策を示唆している。
そうだったのか、やはり119番なのだ!
そして、あまり見ない看板に出会う。
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   山岳遭難多発
   迷ったら
   歩き回らず
   救助を待つ


そうなのだ。
山での遭難のケースでは、
「遭難したのでは?」という思いから、
正常に考えが働かず、自分でなんとかしようと焦る。
そして歩き回る。
なんとかなる場合もあるが、ならない方が多い。
助かった方は、じっとしていて救助を待った方が多い。
そもそも道迷いをすると、
谷を下ってしまうケースがあり、必然滝に遭遇する。
滝を下れるのは水だけのハズなのに、
なぜか人は下ろうとする。
そんな所には、こんな看板が・・・
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   危険
  転落事故多発


まさに滝つぼの真上あたりの看板。
なぜ、こんな所に看板があるのかと言えば、
不思議なことに、危ない所を人は覗きたくなる。
良く見えない滝などは、あと一歩足を前に出したくなる。
その一歩が、新聞でアナタが転落者と呼ばれる原因となる。
だから、ほんとに危ない所は、こう書いてある。
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   キケン!
  崩落 消滅


この先は、道そのものが無くなっていると、書いてある。
崩落までは分かるが、消滅の文字はあまり見ない。
絶対行くなとの警告である。
その場所は、遭難しても、救助すら行かないかもしれない。
誰もいないハズの場所は探さないからである。
自己責任の範囲を超えている。
それに、そんな場所は行っても、面白くない。

これらの危険看板は、
危険な目に多くの方が会ったからこそできた。
自分が言われていると、思いましょう。
分かりましたか!
「ハイ!」        私がまず返事しました。
by ishimaru_ken | 2019-05-09 05:10 | 謙の発見!
舌と歯ブラシ
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 《舌は歯ブラシと戦っている》

これだけ読んで意味が理解できた人は、素晴らしい。
私たちは何十年も歯ブラシを使ってきた。
一日2回としても、膨大な数だ。
口に中に、歯ブラシという、違和感のある棒を突っ込んで、
ゴシゴシやっている。
ところが・・・

そこには、最初からの住人である、舌が住んでいる。
ことのほか敏感な感覚を持った舌。
微妙な味はさることながら、硬い物体、小さなクズ、
流動物などを感知し、よりわけ、動かし、喉の方から遠ざけたり、
呼び込んだり、複雑な動きができる。
それどころか、発声関連にまで参加し、
人間を人間たらしめる、喋るという行為にまで及んでいる。

その舌のすぐ近くに、歯ブラシという、
喋りもせず、食べられもしない物体が紛れ込んでくる。
毎日毎日、もぐりこんでくる。

さて、アナタは、歯磨きの最中の舌の動きを見たことがあるだろうか?
ないと言う方は、今からでも遅くない、すぐに洗面所に行って、
鏡を覗き込んだほうがいい。
(間違っても会社のデスクで始めない方がいいです)
アナタは知るだろう。
舌が歯ブラシと戦っているさまを・・・

60年生きてきた方なら、
55×365×2=40150
この数字より多く、歯を磨いてきた。
したがって、舌は歯ブラシとの格闘をやり続けてきた。
常識的に考えれば、それだけ繰り返してきた行為なら、
もう舌は、歯ブラシの侵入に慣れっこになっているハズだ。
 「どうってことねえよ」
安心して、口の奥であぐらを組んでいてもおかしくない。
ところがである。
舌は、慣れることをヨシとする怠け者ではない。
常に、いつ敵が侵入してきても戦える準備をしている。
舌がちょっと腫れただけで、胃の具合が悪くなるように、
超のつく敏感さで暮らしている。

さてどうでした・
洗面所で、驚きの舌の動きを確認できましたか?
今後は、感謝の意味をこめて、
アンギャァ!
おしゃべりの最中に、舌を噛んでしまうのはやめましょうネ。
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            ひらめ刺身
by ishimaru_ken | 2019-05-07 05:52 | 謙の発見!
ピアノの鍵盤が滑る
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 ジャズピアニストの小太郎さんに、質問してみた。
「ピアノを弾いている最中、指が渇いて滑りませんか?」
すると、小太郎さんの目がパッと大きく見ひらいた。
 『そうなんです、ピアノを弾き始めて50年になるんですが』

詳しく説明をしてくれた。
やはり、乾くのだそうだ。
特に、その日の弾きはじめの時、指が鍵盤をツルッと滑って、
ピャラリンなどと、弾き間違いをするのだそうだ。
弾いているうちに、だんだん湿ってきて問題なくなるので、
この乾いて滑る問題は、長い間、捨ておかれてきた。
大きな問題ではなかったのだが、
やはり、頭を悩ませていたのは間違いない。

あるときなど、関西で大きなリサイタルがあった。
まずホテルに入り、シャワーを浴び、すっきりして会場に出かけた。
さて演奏が始まる。
最初のくだりが始まってまもなく、ピャラリン。
滑ったのである。
普段以上に、指が滑る。
なんだコレは!
会場が乾燥していたのはもちろん、
シャワーを浴びたセイで、指が渇いてしまっていたのだ。

そんな事態が続き、
滑らない為のいろんな事を試したのだそうだ。
演奏中、おしぼりで手を拭いてみる。
息をふきかけてみる。
(汚いが)ツバをつけてみる。
いろいろ試して、つい最近発見があったという。
その発見を話してくれるまえに、
イシマルの意見をきいてくれた。
 「僕はネ、腕の汗を指につけるんです」
すると、跳びあがらんばかりに小太郎さん。
 『それです、それが、一番です!
  ボクが、何十年かかって発見したものを、
  たった半年で見つけたんですか!』
汗だ、汗だ、と
ふたりで、ダンスを踊らんばかりに喜んだ。

プロにも悩みはあるものだ。
特に、プロの悩みは、人に相談できないケースがあり、
そのまま放っておかれる事が多い。
それぞれの職業、それぞれのプロの小さな悩みを、
工夫によって切り抜けるアイデアは面白い。
突破で来た時には、それこそコサックダンスでも踊りたくなる。

私の場合の悩みは、
文章が非常に長いセリフの場合。
《ナレーション中に、どこで息を吸うか》
である。
しかしこれは、ある方法で解決に至っている。
この話は、又明日にでも・・・

そういえば、最後に小太郎さんが言ってたな。
 『汗ったって、他人の汗はダメだよ、汚いもん』
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by ishimaru_ken | 2019-05-01 05:15 | 謙の発見!
ヤキトリ屋の看板
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 う~む、この写真の店は、
  《ヤキトリ屋》
である。
ヤキトリ屋と、看板に書いてあるから分かった。
でも、その分かり方と違う分かり方も、知った。
絵看板がユニークである。
ユニークどころか、ヤキトリをつくる原点を描いている。

 「あ~た、鳥を焼くには、捕ってこんといかんでしょ」

絵看板は主張している。
 「捕るには、バキュ~ンでしょ」
具体的に表している。

この絵看板を、ご自分で拵えたのか、
看板屋さんに依頼して作らせたのかは、定かでないのだが、
もし、依頼したのだとしたら、
 「え~とぉ、こんなんで本当にいいんですか?」
押し問答の会話が聞かれたと思われる。

私は、この店に残念ながら入店していないのだが、
まさか、ありきたりのニワトリを焼く店だとは、
思いたくない。
なにがしらのコダワリを持った店に違いない。
バキュ~~ンの行く末に、
 「生類あわれみをもって、喰いな」
こころざし高き御仁が、包丁をふるっておられると、
おみうけ申し候。
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        キジだ!
by ishimaru_ken | 2019-04-24 05:38 | 謙の発見!
ハートの吊り輪
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 そういえば先日、おかしな吊り輪にぶらさがる機会があった。
琵琶湖の米原から出発する列車に乗った。
すると、冒頭の写真の吊り革がたれているではないか。
 《ハート型》
しかもピンク色。
なんだコレは・・・?
近くにいた鉄道員に訪ねた。
すると・・
 「あ~コレはですネ、恋が結ばれる吊り革なんですネ」

あんですと・・?
 『アチコチあるんですか?』
 「いやあ~滅多に見られないんじゃないですか」
 『で、ここにある・・と』
 「でも、もう見られません」
 『なんで?』
 「もう当列車、この走りが最後なんで」

そうなのだ。
列車の引退の日に、私がかけつけたのである。
元々は、東京の西武線に走っていた車両が、
滋賀の近江鉄道に売却され、色と形を変え、
第二の車両人生を歩んできた。
 《あかね号》
しかし、寄る年波で、ついに引退とあいなった。
列車の最後の日とは、それなりの哀愁が漂う。
巨体が去りゆく姿は、町並みの風景に混ざって、
どことなくさびしい。
機械が機械でなくなる一瞬かもしれない。
ラストランとしてホームをすべりだし、
警笛と共に小さくなっていく後姿に、
なぜか、敬礼をしてしまった。

人と違い、次なる人生はもうない。
解体され、使える部品を供給するスクラップにすぎない。
擬人化するのは、悲しすぎる。

ん・・?
とはいえ、あのハートの吊り輪はどうなるのだろう?
あれすら、捨てられる運命なのだろうか?
あの吊り輪にふたりでぶら下がった想い出を持つ方達の、
《再来権》はないのだろうか?
想い出の地に再び、ふたりで立ち、その昔をしのぶ

いま、横ヤリが入った。
「イシマルさん、そういうの、女のひとは好まないんですって」
『え~そうなの?』
「男だけですヨ、想い出の地にしつこく行きたがるのは」
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by ishimaru_ken | 2019-04-23 05:53 | 謙の発見!


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