カテゴリ:スポーツ( 942 )
雨の日に嬉々として出かける
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 雨が降る日は、うっとおしい。
アウトドア派には、困ったもんだ。

山は景色がほとんど見えないし、道も悪い。
サッカーは泥まみれになるし、
テニスは土が荒れ、使えない。
野球にいたっては、泥んこ状態のフィールドでは、
ゲームにならない。
自転車はスリップして危ないし、
同じくオートバイも楽しくない。
車でドライブも、「なんでこんな日に・・」。

こんな時、力を発揮するのは、ウインドサーフィン。
風さえ吹いていれば、顔がほころんでいる。
そもそもが海の上で、びしょ濡れになっている。
今更、雨を嘆いてもしかたない。
むしろ、良い点もある。
海上を走っているとボードが海水を巻き上げる。
顔面におびただしくかかる。
目が痛い。
ところが、そこに雨粒が降りかかると、
洗顔をしている気分になる。

ただ、片付け時に雨は、嬉しくない。
すべてがビショビショで、車内、もしくは、
屋根に括りつけなければならない。
しかし、ここでも良い点がある。
塩を雨が落としてくれる。

雨が降った日、我らの会話は、こんなである。
「雨、途中でやんだネ」
『えっ、雨、降ってたの?』
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by ishimaru_ken | 2017-10-25 05:37 | スポーツ
筋肉痛を減らすには
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 さすがに、1700mを一気に下ると、
筋肉痛がおきた。
北岳登山の後遺症である。
鍛え方が足りなかったと見える。
フトモモ、フクラハギの筋肉が、痛い。
階段は登れるが、下れない。
うぅ、どうする?
そこで・・・

この筋肉痛を取り去る方法を考えた。
有酸素運動を行なえばいい。
筋肉疲労の原因の乳酸を取り除くのだ。
何がいいだろう?
ジョギング?
自転車?
答えは簡単。
《ウインドサーフィン》
有酸素運動の最たるモノだ!

ソレ行け!
ってなもんで、翌日、風速8mの海にとびだした。
セイルサイズは7・2㎡。
2時間、距離50キロほど走りまわった。
結果・・・どうだったか?

アレッ?
代わり映えしない。
下半身の筋肉痛はとれていない。
どちらかと云うと
時間が解決してくれるレベルで、痛みはひいている

と云うのが答え。
ふ~~ん、ダメじゃん。
ダメだったけんども、
海は美しかった、山同様に・・・

イテテテ・・イテテ・・
違う筋肉痛、増えたじゃないか、イテテ!
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by ishimaru_ken | 2017-10-20 05:32 | スポーツ
北岳に登る ②
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 ~~~昨日の続き~~~
翌朝。
朝焼けの頂上を眺めながら、小屋を出発。
空気と水が、じつに旨い!
人は、これだけで生きていられる様な気がする。
さて、30分も歩んだ所で、
分かれ道に来た。
我らが目指す道は、45年前に私が台風の中登った、
《大樺沢(おおかばさわ)》
よし、こっちだ。
迷わずその道に踏み出す。

その小一時間後・・・なんか、方向が違う。
右に見えるべき頂上の岩壁が、左に見えている。
「道、間違ったのかい?」
地図と腕時計コンパス(注1)で確かめる。
明らかに間違えている。
もう一本ある登りコースに踏み込んだらしい。

  注1;腕時計コンパス
     短針を太陽に向ければ、12時の方向が南

つまり、頂上へのアプローチを時計回りにする筈だったのが、
反時計回りになってしまった。
ま、いっか・・
本来、山登りで、「ま、いっか」は、良くないのだが、
これが、結果的に、よい結果を生むことになる。
上りも下りも、我らのコースは、
ずっと快晴が続いたのである。

「うっ空気が薄くなった」
2700m辺りまで登ると、私の体内気圧計が敏感に反応する。
3000mでは、露骨な反応をみせる。
頭痛という、嫌がらせを始めるのである。
風邪を引いた時に似ている。
二日酔いにも似ている。
ただし、今回は高度順化に成功したようで、
まあまあ行けそうな気配。

12時、登頂!
3193m。
360度、ありとあらゆる山が見える。
これまで登った山が全部見える。
全部見えるのは、意外と珍しい。
山は山を隠してしまいがちだ。
理由は、今いる山が他の山より僅かに低いからである。
ところが、この北岳が負けているのは、富士山だけ。
しかも方角的に、富士山の向こうに隠れる山は少ない。

それじゃ、富士山なら全部見えるのかと云えば、
そう簡単な話ではない。
富士山は高すぎて、他の山が低地と重なり、
どこがどこだか、分からなくなる。
その意味でも、北岳の、
丁度よい特殊性が分かって頂けるだろうか。

「降りてしまおう?」
実は、3000mの高みで、もう一泊する予定だったのだ。
しかし、3人とも体調はよく、天気も申し分ない。
いっきに標高差1700mを下ってしまおうと言い出した。

登山とは不思議なもので、
登りならば、1700mは何とか登れる。
しかし、下りの1700m標高差はきつい。
ヒザ問題が大きい。
「みんなどうだい?」
この一ヶ月、アチコチの山で、高低差を克服してきた。
1700mなんのその!
ダァ~~~~
一気に下った・・4時間。
ふぅ~

最終バスに間に合った。
しかし・・・
楽しみにしていた日帰り温泉は閉まっていた。
「よお~し、焼肉行くゾ!」
目標はいとも簡単に変えられた・・・
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          北岳頂上から富士
by ishimaru_ken | 2017-10-19 05:22 | スポーツ
北岳に登る ①
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 日本の山を、標高の高い順に5つ並べてみる。

1:富士山   3776m
2:北岳    3193m
3:穂高岳   3190m
4:間ノ岳   3189,5m
5:槍が岳   3180m

1位と2位の間が、開きすぎている。
それ以下のなんと接近していることヨ!
穂高岳、槍ヶ岳は山に登らない方でも知っているが、
北岳(きただけ)を知る人は少ない。
南アルプスにある美しくもあり、
山頂下に大きな岩(パットレス)を抱えた、
男らしい山でもある。

さあ、行くゾ!
又もや、我が隊員たちに号令がかかる。
と言っても、滝田隊員とヨウコ隊員の二人。
我ら3人は、北岳の登山口、広川原でバスを降りた。
晴れた。
まずは、標高2220mの白根お池小屋に向かう。
3時間もすれば着いてしまう。
宿泊。
え~~一日目が短すぎじゃないのか?
仕方ないのだ。
我らのうち、私だけが、気圧に弱く、
いっきに3000mの高みに上ってしまうと、
高山病を発する可能性が高い。
ゆでに、2000mを超えた辺りで、いったん眠る。
これが肝心。
言葉で言えば、『高度順化』。

「ビール、ビール!」
小屋の前で、滝田くんが騒いでいる。
「ビール、ビール!」
私も騒いでいる。
まだ明るいのに、大汗をかいた山の中で、
飲むビールは、格別なのだ。
シコッ
缶ビールが青空に泡をふかせる。
ゴクゴクゴク・・・
しばし、沈黙のあと、
「ああああ~~~あああああ~~~」
感嘆詞ばかりが、紅葉の茂みに吸い込まれてゆく。
明日は、晴れるゾ~~~~
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by ishimaru_ken | 2017-10-18 06:16 | スポーツ
台風のさなかに 北岳に登る馬鹿
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 「よし、北岳(きただけ)に登ろう!」

北岳とは、日本で富士山に次いで高い山である。
標高3193m。
今までに登った事がないのか?
いや、ある。
19才の時、キスリングを担いで、一人で登った。
しかし、天気に恵まれなかった。
恵まれるどころか、台風の真っ最中であった。
直撃したと言える。

あれは確か、9月だった。
アパート暮らしで、テレビもラジオもなく、
天気予報を知るには、駅で新聞の一面を覗くしかなかった。
「まあ、行ってみよう」
青い春は、馬鹿がさらにお馬鹿になる季節でもある。
「今」は晴れていても、山に着く頃には、
どうなるか?

果たして、北岳の登山口、広川原(ひろがわら)に、
バスが着いた時は、雨が降っていた。
「ま、いっか」
まだ、春が青いだけだった。
大樺沢(おおかばさわ)を直登し、
稜線に出たところで、大風に出くわした。
風速は30mを軽く超えていた。
とっさに腹ばいになる。
風上に頭を向けて、岩にしがみつく。
背負っている20キロのキスリングリュックが無ければ、
身体が浮いてしまう。
一瞬、風が弱まる気配がしたとき、
カニのように横ばいする。
ゴ~~~~
風が鳴る。
掴まっている指を起点に身体が浮きあがる。
鯉のぼり状態だ。
リュックの中に、石を詰め込む。
重くして、身体が飛ばないようにする。

その後、非常に長い時間這っていた気がする。

やがて頂上を過ぎ、
肩の小屋(標高3000m)まで辿り着いた。
入り口の扉を開けた途端、カミナリが落ちた。
「バカヤロー、こんな日に、どっから来た!」
小屋のオヤジさんが、
ゲンコツを落とさんばかりに怒鳴っている。
『台風が今、通過しとんやゾ!』
「ハア」
『テレビ見らんかったんか!』
「テレビないんで」
『ラジオ聞かんかったんか!』
「ラジオないんで」
『・・・・・』
「すみません・・」
と言ったきり、バタンと倒れこんでしまった。

疲れたのではなく、3000mを超えた為、
軽い高山病にかかったのである。
大量のお湯を、飲ましてくれ、
布団に寝かしてくれた。
外では、悲鳴のような風音がすさび、
その夜、台風が通過したのだった。

翌朝、まだ小雨の降る中、
オヤジさんに何度も頭を下げ、
広川原まで標高差1700mを駆け下った。
ところが、バスは欠便。
夜叉人峠(やしゃじんとうげ)まで、
5~6時間かけて歩いて帰った記憶がある。

これは、山に登るには、悪いケースである。
青春には、チャレンジも必要だが、
無謀はいけない。

夕食のカレーのオワカリを注ぎながら、オヤジさんが、
『バカタレが!』
と叱りながら、
『最近の若い奴は、だらしない!』
と、ぼやいていたのを覚えている。
そして返す言葉で、
『おおバカタレが、こんな日に!』
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by ishimaru_ken | 2017-10-17 05:53 | スポーツ
山の累積標高差
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 北八が岳連峰の、最北端にある山、
《蓼科山》たてしなやま 2531m

4年前の秋に、初めて登ったのだが、
道を何度も間違えてしまい、日没後も彷徨ってしまった。
反省。
よし、リベンジだ!
ってんで、違うルートで、再チャレンジした。

どうせならってんで、なるべく長いルートで登った。
累積標高差1000m。
この単語は、面白い。

《累積標高差》 るいせきひょうこうさ

山に登るには、標高を知るところから始まる。
 「富士山は、3776mなんだな」
しかし、実際登るのは五合目辺りからで、
標高差は、1800mほどだったりする。
コレは富士山のように、富士山型の山に限る話。

ところが、大概の山の登山道は、登った後に、
ちょいと下ったりしながら頂上を目指す事が多い。
登ったり下ったり・・・
しかして、海抜で示される標高差がそのまま、
登山の登りメートルにならないのである。
そこで、くだんの言葉が使われるようになった。
《累積標高差》
例えば、標高500mの山で、
登山口が標高100mなのに、
累積標高差が1000mなんて山もある。
登ったり下ったりが頻繁な山ですヨと、表現している。

言い換えれば、富士山とは、
標高差3776mの山でありながら、
積標高差3776mの山でもあるのです。
ある意味、凄い!
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    蓼科山山頂から、八が岳連峰を眺める
by ishimaru_ken | 2017-10-14 06:29 | スポーツ
阿弥陀岳登山
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 《阿弥陀岳》あみだだけ 2805m
八が岳連峰の真ん中に、ポツンと、
他の山脈の列から外れて盛り上がっている山である。
ゆえにと云うか、だからと云うか、
これまで八が岳連峰のピークはたくさん登ってきたのだが、
一度も登っていない唯一の山であった。
とっておいたピークとも、
残されたピークとも言える。

気持ちの良い秋晴れの中、滝田隊員とヨウコ隊員の3人で、
御小屋(おこや)尾根を登り始めた。
どちらかと云えば、この尾根は下山専用に使われる事が多い。
しかし、我々は、あえてこの長い尾根にとりかかった。
理由は、簡単。
ひとが少ない。
秋の八が岳は、大人気である。
様々なルートをたくさんの登山者が歩いている。
そこで、人の少ないルートはないものかと考えたら、
答えはいとも簡単に出た。
皆と逆行すればいい。
そのかわり、しっかり筋肉使いなさい。
標高差1350m
ただただ登る。

この夏、滝田くんはアチコチの標高差の山を巡り、
筋力をつけてきている。
阿弥陀岳の3日前には、北海道のトムラウシ山。
累積標高差1900m、10時間40分。
日帰りで奮起し、翌日もう一つ山に登ったりしている。

阿弥陀の尾根など何するものぞ・・鼻息が荒い。
同じく足腰を鍛え、鼻息も鍛えた我らも、何するものぞ!
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             頂上
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       頂上直下は断崖
by ishimaru_ken | 2017-10-10 05:31 | スポーツ
山小屋の音問題
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 山小屋に泊まる。
そそられる響きがある。
ただし・・・ルールを守らなければならない。
そのルールは、どこにも書いていない。
暗黙のルールである。
イギリスの法律のように、《不文律》なのである。

では、今日は、《音》に特化して、その一端を紹介してみよう。
小屋の中では、20人ほどが、一部屋に詰め込まれたりもする。
隣との距離は、ほとんどない。
そんな時・・・

①;小屋の中では、熊鈴を鳴らさない
 山小屋に着いたら、中に入る前に、熊鈴を鳴らないように、
 仕舞う必要がある。
 チリンチリン!
 自分では、気持ちの良い響きの鈴なのだが、他人が聞けば、
 ただのウルサイ雑音に過ぎない。
 時には眠っている最中に、チリンチリンが鳴り響く。
 まだ仕舞っていなかったと見える。
 さらには、夜中の2時、鈴の持ち主が出立しようとしている。
 バッグに付けた鈴がチリンチリン!
 就寝中の数十人が、オオマイゴット!

②;コンビニの袋の音がうるさい
 衣服や食べ物などをリュックに詰める際、
 コンビニの袋に、小分けにして入れると便利だ。
 しかし・・
 コンビニの袋を触る行為は、静かな部屋の中では、
 思いもかけない程のイヤな音を振りまく。
 カシャカシャカシャ
 シュカシュカシュカ
 夜中に、コンビニの袋を触るのはやめた方がいい。

③;イビキ
 こいつは永遠のテーマだ。
 諦めるしかないともいえる。

④;歯ぎしり
 なぜか、山小屋では歯ぎしりが聞こえない。
 登山者の高齢化のセイだろうかオカゲだろうか、
 歯ぎしりをするほど、歯茎が強くない。
 弱っている。
 中には、歯ぎしりの原因を、
 外して眠っている方もおられるのでネ。

⑤;寝屁
 ねべに関しては、思う所があるので、
 明日、力を込めて特別講義をいたしましょう。

⑥;寝言
 その昔の山小屋では、様々な寝言の合唱で、
 かまびすしかった。
 個人情報を、あられもなく披露する輩。
 彼女の名前を連呼する輩。
 今日あった事を、初めから滔々と日記の如く羅列する輩。
 輩たちの喋りくりが、
 真っ暗な山小屋の、深夜のシンフォニーであった。
 しかし・・・
 最近は、寝言は聞けない。
 時たま、
 「あああ~~~ダメじゃぁ~」
 「もう、いけんナ」
 否定的なつぶやきが漏れる程度。
 さびしい。

⑦;スリッパの音
 夜中にトイレに行く時に履いているスリッパの音。
 パタパタパタ
 寝ている人をほとんど気遣っていないパタパタ音。
 「ああ~うるさいな」
 と憤懣やるかたない人が、鼻息荒くトイレに立つと、
 やはり同じく、パタパタパタ。
 「眠れないじゃないかぁ~」
 っと、次の憤懣やるかた人も、やはり、パタパタパタ。
 「おいいいかげんにしろヨ!」
 と立ち上がった激怒人は、もっと立派なパタパタパタ。

山小屋の眠れない夜は、スリッパのパタパタ音の、
タップダンス競演である。
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by ishimaru_ken | 2017-10-05 05:44 | スポーツ
岩木山登山
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 ついに岩木山の麓に辿り着いた。
青森県の最高峰、1625m
遠くから見ると、富士山の形をしている。
特に、最後の頂上付近が、槍ヶ岳のように尖っている。
そそられる。
津軽平野に平地から、いきなりドド~ンと、
単独の峰として、土が盛り上がっている。

<海岸の砂場で、子供に砂山を造らせたらこんな山を造るだろう>
それが、岩木山だ。
始めて観ると、思わず両手を合わせたくなる美しい山だ。
特に津軽平野に特有の霧がかかった朝にそそり立つ峰は、
神々しい。

さあ、登るゾ!
勇んで、登り口に向かう。
標高差1400m

っと、最初に断っておこう。
この日は、岩手山に登って、中2日。
足の筋肉が悲鳴を挙げている。

「バスが八合目まで、連れて行ってくれるですって」
「九合目までは、リフトがお尻を運んでくれるですって」

なんと岩木山、その昔、頂上直下まで、
バス道を造ったのである。

山登りというヤツは、登りより、下りが辛い。
登りだけで、下りがなかったら、筋肉痛にはならない。
人の体は、下るように出来ていないらしい。
 「登るだけ登って、帰りは車で降りられないかナァ」
登山者の本音である。
岩木山は、その希望を実現させてくれると言うのである。

今、私の足は筋肉痛の最盛期。
歩き方が、パタコン星人になっている。
ズルい言い訳が、しのびよってきた。
「下りだけじゃなくって、登りにも使わせて貰おうかナ」

ブブ~~
いとも簡単に、迷うことなく、バスの人となった。
八合目まで、グネグネ道をひたすら登るバス。
「69の曲がり角があります」
録音のアナウンスが流れる。
地図など見ていたら、間違いなく吐き気が襲ってくる。
「日本海が見えます」
「白神山地の山々が見えます」

着いた。
ここから、九合目までリフトに乗る。
着いた。
最後は、ご自分の足でどうぞ!
そのどうぞが、結構な岩場登攀なのである。
ナメてかかれない。
過去に、けが人が出ている。
なんせ、気軽に来られるものだから、
軽装の人が少なくない。
街歩きのスニーカーもいる。
実際の登山道は、北アルプスの岩場に近い。
パタコン星人の私には、登りはまだ良かったが、
下りが難儀だった。

うむ、岩木山は、再チャレンジが必要だな。
次は、理想の登り方をしてみよう。
《1400m登って、100m下る》
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  山頂には鐘がある   カ~~~ン
by ishimaru_ken | 2017-09-17 05:51 | スポーツ
岩手山に登る ②
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~~~ 昨日からの続き ~~~

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 岩手山2038mの八合目まで登ってきた。
ここに、避難小屋がある。
避難小屋といえば、大概こじんまりとした小屋で、
「しょうがないから泊まる」的な感覚なのだが、
この小屋は、大きく、暖房ありで、毛布も貸してもらえる。
実は、ここに泊まる予定で、登ってきた。
晴れた夜、満天の星が降ってくるのを、期待したのだ。
ところが・・はからずも身体の調子が良かった。
予定より短時間で、登ってきてしまった。
「よし、このまま登り切って、降りちまおう!」

目の前には、あと、小一時間で登れる頂上が待っている。
そこには、樹木はない。
初夏には、高山植物が咲き乱れる地帯だ。

岩手山の頂上は、火山の噴火口である。
直径500mほどもあろうか、
富士山の頂上に似ている。
富士山の場合、御鉢の中は窪みになっているが、
岩手山は窪みから、新たに噴火がおきたらしく、
グレープフルーツ絞り器の形状と思えばいい。
頂上は、その絞り器のヘリにある。
2038m

360度の展望。
東側に、美しい形の山、姫神山(ひめがみやま)が、
おいでおいでをしている。
そう、あの山も、気になってしかたがない。

う~む、イワテサン。
想像を超えて、素晴らしき山であった。
くだり?
標高差1500m。
まるで岩手の原野に落ちてゆく感覚を味わいながら、
文字通り、落ちてゆき、翌日筋肉痛になるのであった。
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                姫神山
by ishimaru_ken | 2017-09-13 05:52 | スポーツ



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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