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シイラを食べたことがありますか?
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 ところで、シイラを食べたことがあるだろうか?
昨日、シイラ釣りの話をした。
釣ったシイラを我が家のマナイタの上にのっける。
頭のテッペンから尻尾の先まで、
体長77センチ。

ご存知のように、薄っぺらい魚だ。
釣れあがる時は、黄金色と黄緑色の魚体が、
クネクネと跳ね回り、ジャンプし、
背びれを目一杯広げて、海をふらつく蝶々のようである。
 「ま、あんまり旨かねぇからナ」
狩猟を続けながら、釣り人が口にする。
旨かねぇって、ソレ本当だろうか?
《老人と海》の映画の中では、老人が旨そうに食べていたゾ。
「塩を持ってこなかった」のを悔やんでいたくらいだ。
ハワイでは、マヒマヒと呼び、カリカリに焼いたり、
ムニエルにしたりして食べる。
マヒマヒに、ウを付けたら、ウマヒウマヒじゃないか!

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マナイタに乗っけたが、確かに平べったい。
しかしヒラメだって、捌いてみると、
他の魚に負けないほどの身が取れる。
シイラの身体のほどはどうだろう?
サ~クサク
ほお~一見薄っぺらいのだが、やはり、大量の身がとれた。
10人前の刺し身とムニエルが造れそうだ。
さて、お味のほうは・・・
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まずは、刺し身で・・・
ん・・?
誰だ、旨かねぇと言ったのは!
旨味どころか、黙ってお出しすれば、
イナダと遜色あるまい。
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次は、フライパンで焼いてみた。
塩コショウとガーリックのみ。
ふ~む、白身魚のおおらかなアジがする。
私としては、同じ白身で洋食に頻繁に使われる、
スズキと戦えるかもしれない。
適度なホッコリ感が、オールマイティであり、
日本酒でもワインでも何でも来い!

なぜ、「旨かねぇ」と声を揃えるのだろうか?
確かに、テーブルを叩いてうずくまり、
「ああ~旨い!」と感激するかと言われれば、
困ってしまう味わいなのだが、
ペーハーで言えば、
「旨い」の方にかなり傾いていると断言したい。
特に・・・

オスのヘッドの部分に注目した。
オスは頭が盛り上がっており、
メスは、さほどではない。
オスの頭の先っちょには、
頭骨の両側にブリブリとした身が付いている。
コレを包丁で取り出し、刺し身にしてみた。

おおお~~~
プリプリィ~
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by ishimaru_ken | 2018-09-30 05:34 | その他
シイラ釣りにいきませんか?
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 「シイラ釣りに行きませんか!」
興奮した連絡がくる。
連絡を受けたのは、山に登っている最中だった。

なんでも、シイラが沸いているらしい。
海に棲む魚で、
コレは美しいと皆が褒めたたえる魚の筆頭、シイラ!
私は、今山にいる。
確かに、シイラの頭は、ダイヤモンドヘッドのように、
盛り上がった山型である。
関係がなくもない。
 「ほんじゃ、員数って事で・・」
員数に入れられた私が、朝の5時に、波頭の船着場にいた。
14人のシイラに魅せられた男たちが揃った。
薄暗き波止場にうごめくアヤシイ男たち。
いずれも、狩猟の匂いがプンプンしている。
なるほど、シイラ釣りとは狩りなのか

狩りモードに入った船が、鼻息荒い男どもを乗せて、
相模湾(かながわ)を走り回る。
なんせ、どこにいるかわからないシイラ。
とはいえ、いる場所は、あらかじめ分かっている。
 《パヤオ》(漁礁)
直径1mほどのブイを浮かべ、
ロープで海底うん百mに結び付けている。
たったそれだけの事で、魚の群れが集まる。
特にシイラは、棲みかにしている。
数百匹、いや以上の群れが、泳ぎまわっている。

 「はい、どうぞ」
船長の合図に、おのおの竿を出す。
竿からテグスが伸びている。
テグスの先には、本来エサがついている。
しかし・・・
魚にとっては、エサに見える、
しかし人間側から見ればインチキきわまりない、
ルアーという名の、疑似餌が付いている。
それは、金属であったり、ゴムであったり、
プラスチックであったり・・・

魚たち彼らが、最後の晩餐とするには、
あまりにもワビシク哀しい食べ物である。
せめて、最後の食事くらいは、
海老だのイカだの、サバだのといった、
旨いモノを口に入れて欲しかった。
 「あ~~うんめぇ~」
と、最後くらいは、堪能して欲しかった。
しかし・・
我らが、彼らに与えた喜びは、忙しく動き回るエサである。
猫が、猫ジャラシにじゃれるのと変わらぬエサである。

しかして・・
シイラは、次から次と騙され続け、
船の中にポンポン取り入れられるのである。
土佐の一本釣りのカツオ船の、
ボンボン釣りあがる様子にやや似ている。
大きな違いは、カツオ船のカツオは、
すべて船室に納められるが、
我らがシイラは、ほとんどが、海に還される。
「もっと大きくなって又釣れてネ」
の思いもさることながら、
カツオの様に、
食べてホッペタが落ちる魚ではないので、
持って帰ろうという気持ちが湧かないのである。

 「えっ、いらないんですか?」
誰よりも大きなクーラーボックスを抱えた私が、
喉仏をゴックンしながら、
釣れあがったシイラの周りをうろつく。
 「えっ、いただいていいんですか?」
たぶん私は、こう呼ばれていたと思われる。
 《ハイエナ》
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by ishimaru_ken | 2018-09-29 05:10 | その他
月山は美しい
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 ホレがっさん!
と、月山の麓にやってきた。
そこはスキー場である。
それも夏スキーのためのリフトがある。
早朝の登り始めのため、まだリフトは動いていない。

ひと汗かいたところで、急に眼前がひらけた。
擂り鉢状の谷間に私はいる。
どうやらココが、スキー場となるらしい。
足元は木道。
高山植物保護のため、木道のみを歩いてゆく。
首を270度グルリと廻してみるのだが、
色鮮やかな緑の草原がひろがっている。
はるか遠くに登山客が数人歩いている。
500mほど離れているだろう。
お互いが、みな見えている登山だ。
登るにつれ、樹木の黄色と赤が目立ってきた。
頂上に向かう稜線で、あたり一面の紅葉に囲まれた。

わあ~、おお~
歓声があがっている。
空は、どこまでも蒼く、雲ひとつない。
さして急登のない山道が、月山の特徴かもしれない。
なんと面白く美しい山だろう。
なぜ今まで来なかったのだろう。
なんとなく、オカガミ餅のような形のイメージに騙され、
足がなかなか向かなかった。
しかし、山は来てみなければ分からない。
登ってみなければ分からない。
オカガミ餅なんかどこにもないゾ。

頂上からのミニ縦走の、なんと素晴らしき眺め!
下山後、今登ってきたばかりなのに、
すぐに登りたくなる山も珍しい。
白夜の国だったら、ふたたび登り始めたに違いない。

頂上から見つけた《月山湖》 がっさんこ
気になった。
声に出して読んでみよう。
 「ガッサンコ」
はい、繰り返して、
 「ガッサンコ、ガッサンコ!」

昨日の「カリコマコゲン」といい、
「ガッサンコ」といい、このあたりは宝の山である。
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by ishimaru_ken | 2018-09-28 05:14 | スポーツ
ガッサンじゃないか
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 「おっ、あの山は、なんだ?」
栗駒山の山頂で声をあげた。
南西の方角に、
ひときわくっきりと盛り上がった山があるではないか!

地図を広げる。
 《月山》 がっさん 1984m
そうか、アレが月山なのか!
かねてより登りたかった山だ。

となれば、動きは速い。
栗駒山を駆け下りる。
降りたと思いきや、そこに須川温泉があったのを思い出した。
いくらなんでも、源泉露天風呂を素通りするほどヤボじゃない。
600円。
ジャポンッ
乳色をした露天風呂につかる。
あ~~~~
長~いため息をもらす。
源泉が、ジャボジャボと注がれている。
見たカンでは、毎秒2リットルのお湯が落ちてくる。
その前のお湯の溜まり場には、
毎秒5リットルほどが噴き出している。
露天に注ぎきれないお湯が、外にあふれ捨てられている。
ジャージャー
湯につかっていた客の一人がつぶやいた。
 「源泉タレ流しじゃなあ~」

源泉かけ流しというのは、しばしば聞くが、
タレ流しとはよく言ったものだ。
さほど湯量が多い。
多すぎる。

あ~~~~~
ため息が栗駒山の登山口に漏れる。
ん・・・?
湯あみでくつろいでいる場合じゃない!
すぐに、車を走らせて、山形県の月山に向かわねば!
ここは、秋田県の山の中だ。
まず岩手県の高速道路のインターまで2時間ほど行かねば!
そして、いったん南下して、山形道に入り、
終点まで行けば、月山登山口に近づく。
ソレッ!
湯冷めする暇もなく、心はがっさんへ。
ごめんね、栗駒山。
君の紅葉の美しさは忘れないヨ。
タレ流しも気に入ったヨ。
ほれ、がっさん!
いざ、がっさん!
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   栗駒山の岩場
by ishimaru_ken | 2018-09-27 05:48 | スポーツ
栗駒山に登ろう
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 東北新幹線に乗って、岩手県あたりを北上していると、
車内アナウンスの女性の声が、英語で駅名を教えてくれる。
その中で、以前から気になって仕方がない読み方がある。

 《栗駒高原》 くりこまこうげん

これを英語風に発音すると、
 カリコマ コゲン となる。
このコゲンの語尾は、上に音程があがる。
ぼんやり車内で居眠りしている時に、
この名前が流れてくると、
 「えっ、今なにって言ったの?」
音楽性をともなった名前の響きとなる。

ゆえに、私は、《栗駒高原》が気になっていた。
地図を開いて見てみると、
栗駒山(1620m)が見つかった。
これはもう、登りにいくしかないだろう。
となると、動きは早い。
東北道を走らせ、山の北側にある、
須川(すかわ)登山口にやってきた。
すると、そこには、温泉が噴き出し湯気をあげているではないか!
登山口イコール、温泉という稀有な山登りである。
つまり、下山してきたら、その足でザブンという意味だ。

これは楽しい。
こんな素敵な山登りもないだろう。
ってんで、紅葉の始まった栗駒山への一歩を踏みだす。

ナナカマドはまだ赤くなっていないにも拘わらず、
山は赤く染まり始めている。
この山は、火山である。
アチコチ噴いたなごりが見られる。
噴火口に水が溜まった、昭和湖は白濁しており、
まるで温泉のようだ。
途中、硫化水素が噴き出している谷がある。
「立ちどまるな」という注意看板がある。
それらの噴き出したモノが川となって下り、
滝を造っている。
10mほどの滝なのだが、表面が黄色に変色している。
よく見ると、硫黄が固まっているようだ。
珍しい滝と云えよう。

 そういえば、登山口にあったサービスセンターで、
ヘルメットの貸し出しをしていた。
やはり、火山に登るには、ヘルメットを持参すべきである。

頂上直下は、紅葉まっさかり!
カメラがフィルムの時代だったら、
いったい何本の巻きフィルムを、
持っていかねばならなかった事だろう。
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   頂上直下
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   昭和湖
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   ナナカマド無しでこの赤さ
by ishimaru_ken | 2018-09-26 05:40 | スポーツ
新そば入荷しました
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 そうそう・・・
蕎麦の花が咲き乱れる季節がやってきた。
真白き蕎麦の花。
今や、日本中で、蕎麦畑が見られる。
ご当地蕎麦を打つ職人が現れると、
ご当地で育てられた蕎麦が、もてはやされる。
「蕎麦の実は、地産でなきゃヨ!」
こだわりは、そこから始まる。

 《新そば入荷しました
のぼりが立っている。
引かれて、ノレンをくぐってしまう。
《入荷》という熟語に、心うごかされる。
人が蕎麦粉の袋を、ヨッコイショと担いでいる様が浮かぶ。
これが、
《新そば入りました
では、なにか他人事のようで、
 「ああ、そうかい」
で、通り過ぎてしまう。
ノレンひとつにしても、細かい苦労があるもんだ。

な~んて事を考えながら、
さっき注文した、もり蕎麦を待っている。
犬に例えれば、オアズケの状態。
テーブルを前にして、
座布団に座り、お品書き以外何も読むものもなく、
壁のシミを数えたり、窓枠のゆがみを測ったり、
只ひたすら、待つしかない状態。

 「は~い、おまちどうさま~」
スワッ来た!
瞳孔が開き、居住まいをただし、喉仏をワザと上下させ、
息をととのえる。
ふぅ~~~~~~
 粋・・とか、
 禅・・とか、
 わびさび・・とか、
それなりのおとなの生き方が浮かんできたりする。
それなりの落ち着きで、蕎麦を迎えたような気がする。

ん・・・?
従業員の方が持ってこられた蕎麦が、
アッチのテーブルに運ばれていった。
うぅ~~
おとなの生き方はどうなったんだ?
それなりの落ち着きって、どこいったんだ!
整えたハズの息が荒くなる。
ヒタイのシワが深く落ち込む。
おちつけおちつけ・・
こんな程度のことで、アタフタしてどうする。
ふ~~~~~~

 「おまちどうさま~」
ドキッ!
背筋が針金のように伸びた!
えっ、あれれ、又アッチに行っちゃうの?
ねえねえ、コッチじゃないの?
え~~~~~
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by ishimaru_ken | 2018-09-25 05:33 | その他
パーキングエリアの水飲み場
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 ん・・?
アレはなんだろう?
私の疑問は、
とある高速道路のパーキングエリア(PA)だった。

でっかいトラックが、PAに停車し、
運転手が降りて、ホースで何かをしている。
すぐに、近寄ってみた。
何をしているのだろう?

っと、トラックの左側のフェンスから、
牛が顔をのぞかせている。
何頭もの牛たちが、頭を突き出し、
バクバクと飼葉(かいば)を食っている。
じつに旨そうに喰らっている。
その横で、運転手の方が、ホースを握っている。
そのホースから噴き出る水は、牛たちの口の中だ。
ガブガブ
牛たちの喉をうるおしているのである。
そうか!

牛だって、高速道路を旅している訳だからして、
腹も空けば、喉も乾く。
我ら人間さまが、いちいち高速のサービスエリアで、
トイレという名のもとに、立ちどまり、
なにがしかの食料を腹におさめたりするのと同じ。

牛だって、これから売られるのかもしれないが、
ひょっとすると、あの世往きの片道旅かもしれないのだが、
 飯ぐらい食わせてヨ、
 水ぐらい飲ませてヨ
その水を飲ませる為の、コックが、
パーキングエリアには、設置されているのだ!
名目としては、
 《ペット専用の水飲み場》
と書かれてある。
牛を、ペットと呼ぶつもりはないが、
牛がペットの水を横取りしても、文句はないだろう。
ガブ飲みしても、指をさされる筋合いはない。

その目を見開いた飲みっぷりときたら、ああた・・
その旨そうなこと、旨そうなこと・・・
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by ishimaru_ken | 2018-09-24 05:38 | 謙の発見!
彼岸花だらけ
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 彼岸花にときめく。
きちんと季節を表示してくれる花を可愛いと思う。
曼珠沙華などと、おどろおどろした名前も持つが、
「ひがんばな」の方が、好きである
年によって、多少のズレはあるが、
ほとんど変わらぬ時を刻んでくれる。
よし、その咲き乱れの様子を、ご披露してみよう。
まずは、

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  《一輪、たわわに実る米をしたがえて》
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  《刈り取った稲の周りにも》
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  《家と道路の堺を知らしめて》
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  《蕎麦の花とひがんばな》
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  《バス停と戯れ》
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  《水車とひがんばな》
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  《鯉とひがんばな》
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  《売ってるゾ ひがんばな》
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  《ええい、もうヤケクソ ひがんばな》
by ishimaru_ken | 2018-09-23 05:50 | その他
ホルモン食べませんか
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 「ホルモン食べませんか?」
お誘いがくる。
肉は食べたいのだが、脂っこいものを避けている身としては、
焼肉屋は、なるべく控えているつもりだ。
 「焼肉食べませんか?」
では、私が参加しない恐れがあるので、
 「ホルモン
と変化球をほおってくる。
ホルモンと聞けば、
よだれが出る私の嗜好を読み取っている。
ウインド仲間の集まりとあって、軽い腰をあげた。

ご近所の、イワサキ君も来ている。
皆がビールをオカワリしている横で、
イワサキ君が、ご飯を所望した。
 「焼肉には、ご飯が似合うでしょ」
学生のような発言をしている。
っと、ここで届いたご飯に、皆が目をまん丸くした。
《丼のお仏ぱん》
どんぶり飯を頼むのは分からないでないが、
超のつく大盛り!
これでもか、の富士山盛り!
 「おぶっぱん、みたいネ」
本人も、ニコニコのお気に入りのようだ。
イワサキ君は、50才をしっかり超えたハズ。
まだまだ、身体も胃袋も健在のようで・・
そういえば、この間インドカレーの店で、
食べ放題メニューにした所、
ナンを3枚、ペロリとたいらげていたナ。
あげく、
 「あのぅ・・もう一枚いいですか?」

ウインドサーフィンとは、さほど体力を使う。
食べても食べても、腹がすく。
ダイエットなどしてたら、ガリガリになってしまう。
ふと、隣に座っている60代中盤の、
滝田くんとヤスタニさんを見たら、
肉を頬張りながら、冷麺をズルズルやっているではないか。
なんだ!  キミらは!
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by ishimaru_ken | 2018-09-22 05:22 | その他
イオンカ
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 「ソレ、なにですか?」

そこは大山(だいせん)の山の中だった。
長細い筒のようなモノを抱えた人物と行き会った。
 「見せて貰えますか?」
彼が大事に抱えたソレには、文様が描かれていた。

長さ 1m20cmほど、
太さ 7センチほど
重さ 1,5キロくらい・・

筒の中は、空洞となっており、
上と下の穴のほかに、穴はない。

 『コレはですね、楽器です』
 「楽器?」
 『イオンカと言います』
 「イオンカ?」

すると、上の穴に口を付け、ふいてくれた。
ビヨ~ンビヨ~ン
 「それって、オーストラリアのデデリデューみたいだ!」
興奮する私に、彼が解説してくれた。
なんでも・・・

 イオンカは、北海道のアイヌの伝統楽器だそうで、
 「地響きのするような音のする笛」とも呼ばれ、
 オーストラリアの原住民の語りでは、
 「その昔、日本からカヌーでやってきた人々が、
 歌い踊り儀礼を共にし、又、旅立って行った」
 素材は、ウドです。
 それに漆を塗り、アイヌの文様が描かれてます。

だそうだ。
 「ボクにも吹かせてください」
ビヨ~ンビヨ~ン
なぜか、昔から持っているデデリデューの吹き方をマネながら、
音を奏でた。
鳥取県の大山の山中に、微妙な音色が轟いた。
鳥たちは、いっさい反応しなかった。

感謝の意を伝え、彼とはそこで別れた。
梢に頭をぶつけそうなほど、背が高かった。
いずれどこかで・・
私のデデリデューとデュエットしてみたいものだ。

ん・・?
さっき、素材はウドって言わなかったか?
ウドの大木のウドかい?
ウドって、あんな木になるのかい?
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by ishimaru_ken | 2018-09-21 05:13 | 謙の発見!


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