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富士山を見たら
富士山を見たら_e0077899_06583031.jpg
 富士山に対して、アナタはどんな感想を持っただろうか?
私の場合の感想を、年齢ごとに羅列してみよう。

20代
 権威の象徴のような富士山が嫌いだった。
30代
 富士山に登ってみたくなった。
40代
 時折、むしょうに富士山を見たくなる。
50代
 富士山を見つけると、「あっ富士山だ」
 挨拶をするようになる
60代
 富士山に向かって素直に頭(こうべ)をたれるようになる。

さあ、この次です。
70代になったら、どんな感想を述べるのでしょうか?
クイズ的に、問題を出しておきましょう。
この答えは、明日、つまびらかにいたしましょう。
それほど引っ張らなくとも、たいした答えではないのだが、
アナタに、考えていただきたい命題といたしましょう。

 それよりも、20代の感想が気になる。
「権威の象徴のような富士山が嫌いだった」
ずいぶん突っ張った青春を過ごしている。
おおむね青春とは、権威に対して突っぱらかる。
それは、自分が権威側にいないからという理由もあろうが、
弱っちい自分に自信がない現れかもしれない。
突っ張らかり過ぎて、違法行為までしてしまうのは、いただけない。
「すみません」と誤った時には、すでに遅い。

 そんな時は、富士山を観てみるのもいいかもしれない。
ただ背が高いだけではない秀麗な姿で、そこに在る。
そうそう、さっきクイズの答えは明日と言ったが、気が変わった。
いま、答えてしまいましょう。

70代 
 富士を見たら、
 「おっ元気かい!」気軽に声をかけるようになった。
富士山を見たら_e0077899_06583502.jpg
      八ヶ岳 編笠山の鞍部から


# by ishimaru_ken | 2024-03-28 05:59 | 謙の発見!
違法賭博で借金は
違法賭博で借金は_e0077899_09342500.jpg
 「違法カジノの借金は、返さなくてはならないのか?」

もし、返さなかったら、どうなるのか?
そもそもが《胴元》が違法なのだから、法の番人の警察が、
「ホラ、返しなさい」
と介入してくるとは考えにくい。
となると、ドラマや映画のように、
ドンドンドンドン!
玄関が叩かれ、怖いアンちゃんたちが、
怒鳴り込んでくるのだろうか?
このあたりの事情が、よく見えてこない。

通常、借金というものは、返済が滞ると、法律が発動して、
返済をせまられる。
それでもお金を払わない場合、差し押さえとか、
牢獄とかの文字が浮かんでくる。
これはすべて、法律に基づいているケースである。
しかしながら、違法賭博とは、
その昔の、東映映画を観ても分かるように、
「個人と胴元との信用関係」で成り立っている。
もし、支払えなくなるほど借金が膨らんだ場合、
全額が無理な時は、ある金額まで下げるケースもあるようだ。
 「今キャッシュで払えば、〇〇で済まそう」
裏返せば、「今払わないと、あとはどうなるか想像しろ」――
と脅している図式だ。

《チャラ》になるなんてことはないのだろうか?
違法賭博の胴元に法(警察)の手が伸びれば、
すべてが、チャラになると考えるのが、普通だろう。
それとも、
「違法賭博では、チャラになります」
なんてことを言ったら、借金が溜まった時に、
警察に駆け込む人が殺到するので、
あえて言わないようにしているのか?

 これらの説明を、どなたかしてくれないものかと、
テレビのザッピングで忙しい。
違法賭博で借金は_e0077899_09343294.jpg


# by ishimaru_ken | 2024-03-27 05:33 | その他
太ったんじゃないの
太ったんじゃないの_e0077899_08243545.jpg
 人の顔は、左右違う。
アナタが撮った自画像の写真の真ん中に鏡を立てて、
片側からのぞいてみると、おかしな顔になる。
それは、左右がかなり違っているからだ。
これは以前からよくやっていた遊びでもある。

「イシマルさん、太ったんじゃないですか?」
これまで、何度も言われてきた挨拶用語である。
私の顔は、左右で随分イメージが違う。
片側が明らかに「膨らんでいる」からなのだ。
ヒトは、奥歯で噛む時に、どちらかを頻繁に使うクセがあり、
アゴの発達が未熟な若い頃に、それを続けると、
片側が膨らむらしい。
 私の場合、自分の左側がやや膨らんでいる。
全体の見た目では、《ソラマメ》的な顔つきだ。

そのソラマメ君を、正面から見たらどうなる?
観察上手な方が見たら、
 「ほお、顔の右側がふくらんでいるナ」となる。
しかし、私に対して、左側に立った人から見れば、
 「顔のホッペが膨らんでいるナ」となる。
つまり、「最近、太ったんじゃないの」と感想を持つ。

20年ほど前、体脂肪率が10%ちょっとの頃、
よくこの言葉をかけられた。
その方は、わたしに対して、左側に立っていた。
膨らんだホホを見ていたのである。
 その方が、一週間後に出会いわたしの右側に立つと、
 「あれっ、短期間で痩せちゃったの?」となる。

ようは、イメージなのである。
しかし、イメージは大切なので、芸能人によっては、
写真撮影の際、
「こちら側だけ」と指定する人(海外の歌手)がいる。
指定しない人の場合、片側に自分を斜めにして立って、
写真撮影をしていたりする。
顕著な例としては、カメラに向かって喋る際、
はなから顔を片側に向けて、目線をやや斜めにして、
コチラを向いている。
これが正しい姿勢となっているのだから、仕方ない。
 《気に入る向き》があるのだから、
人がとやかく言う必要はない。

「どうしたの、太ったんじゃないの?」
この2か月で4キロの減量をしている私に、
友人が声をかけた。
彼は、あきらかに(彼から見て)私の左側に立っている。
(私から見ると)右側だ。
「腰が痛いんだヨ」とこたえると、
「太ったからだヨ」と応じてくる。
 彼の場合、この挨拶が20年以上続いているのだが、
イメージを変えようとする気配がない。
私のことを、《日々太ったり痩せたりする変人》だ、
と思っているフシがある。
太ったんじゃないの_e0077899_08254806.jpg


# by ishimaru_ken | 2024-03-26 05:23 | スポーツ
痩せました?

痩せました?_e0077899_09255335.jpg
 「おっ痩せましたネ」
40歳過ぎて、この言葉をかけられると、ひとは喜ぶ。
ダイエットが成功した成果だと、ほほを緩める。
 しかし、50代60代と年齢が進み、よもや70才で、
 「あれっ、痩せましたネ」
まじまじと顔をのぞき込まれると、ドキリとする。
《痩せる=病気》
の疑いをかけられている気分となる。

実際は、走ったりプールで泳いだり、食事制限をして、
健康的に体重を減らした結果なのに、そうは思わないらしい。
「しっぺ」とか「ガ」とかの言葉がこぼれそうになっている友人たち。
 「ちょっと、やつれましたぁ~?」
やな言葉を吐く。
(いえいえ、先ほどまでプールでⅠ時間泳いできまして、
 その前に、1時間山の中を歩いてきまして。
 その前には、1時間町中を走ってきまして)
などとは、返事をしない。

わざと、やつれた顔つきを表現してしまう。
肩を落として、口をへの字に曲げ、声をかすれさせたりする。
腰を痛そうにモミ、食事の誘いにも、食欲がなさそうな顔をする。
(ダイエットの為、レストランでは食べたくない、とは言わない)

この2か月で4キロの減量は出来ている。
4キロとは、スイカ1個分。
計画としては、あと4か月で、もう1個スイカを、
自分の身体から外そうとしている。
スイカ2個が体から無くなると、山に急いで登るには、
大きなプラスとなる。
 
今年8月に、ヨーロッパの高い山に、
「急いで登る」計画がある。
心配能力を高めるのは当然なのだが、何と言っても、
体重問題はデカい。
アナタが仮に、自分の身体にスイカ2個を背負って、
階段を走って登るとしたら、どうだろう。
 体重とは、そういうモノだ。
体重がある分、足の筋肉が鍛わるという考え方もあるが、
体重を減らしても、足の筋肉を衰えさせなければ、
もっとも良い。

ここまでは、なんとかなった。
問題は、ここからの4か月間だ。
基礎代謝量が明らかに大幅に落ちている高齢の方は、
体重を減らすのは、気を付けねばならない。
人間の身体は、
《体重が減る》=《病気》
と思い込むように出来ている。
その為に、リンパだの神経系が働いたりするようだ。
この人間の仕組みと闘わなければならない。
できるのか?
挫折するのか?

《青春の挫折》を作家大江健三郎が語った。
青春以外のひとたちの挫折は、だれが語るのだろうか?
それとも語らせてはいけないのだろうか。
痩せました?_e0077899_09265471.jpg
        骨密度測定器


# by ishimaru_ken | 2024-03-25 05:24 | スポーツ
考えてみればオジサン
考えてみればオジサン_e0077899_08491542.jpg
 「考えてみれば、ゴジラって居た事なかったんだよネ」

喋り始めに、「考えてみれば」を付けるオジサンがいる。
久々の、口癖オジサンの登場だ。
多数のひとたちが、ああでもないこうでもないと喋っている最中、
このオジサンは、
「考えてみれば・・・」と喋り出す。

 このオジサンの特徴は、
なにかを「考えた」から喋り出した訳ではないと言える。
議論紛糾の際に、視点を変えようとしているに過ぎない。
ふと、休憩をしようとしているフシもある。
だからか、皆が額にシワを寄せている議論中に、
やや笑みを浮かべながら、「考えてみれば・・・」とやる。
笑みと同時に顔の前で、手のひらをヒラヒラしたりする。

このオジサンは、以前このオフタイムに登場した、
《そういえばオジサン》の親戚である。
「そういえば・・・」
「考えてみれば・・・」
根っこは一緒と言って差しつかえない。
話題の変え方の手段が同じなのだ。

ただし、《そういえばオジサン》の方は、手の動きが違う。
顔の前で横にヒラヒラではなく、上下に動かす。
ネェネェと人を呼び止めるときの動きに似ている。
どちらも、自分に注目してほしいと、手を動かしている。
言葉だけでは、弱いと感じたのだろうか、手を動員している。

しかしながら、この両人が右手にペンを持っている時は、
動きが少し変わる。
《そういえばオジサン》は、持っていない時と変わらない。
ところが、《考えてみればオジサン》がペンを握っていると、
そのペンの尻を額にトントンとやりながら、喋る。
本来指先でトントンやる行為を、ペンで行っているので、
「深く考えている」絵ヅラが生まれる。
あきらかに視覚効果を狙っている。
この意味を深堀りすれば、
《そういえばオジサン》より、《考えてみればオジサン》の方が、
勝っていると言わざるをえない。

今日は、アナタに2つの言葉を口に出しながら、
比較してみていただきたい。
自分の心持がどう変わるのか、確かめていただきたい。
 「そういえ・・・ゴジラは~」
 「考えてみれば・・・ゴジラは~」
「考えてみれば」の方が、
賢いと言われそうな気がするだろう。
親戚として登場させたが、《そういえばオジサン》は、
まだまだ親戚中でも、立場が低いのである。
考えてみればオジサン_e0077899_08493716.jpg


# by ishimaru_ken | 2024-03-24 05:44 | 謙の発見!



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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