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リハーサル ③
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 「リハーサル」
テレビドラマと舞台では、リハーサルの仕方が異なる。
まったく違う。

テレビではその日に、
テストという名のリハーサルをやり、
すぐに本番という名の、録画をする。
「オッケー!」
ディレクターのOKサインが出れば、終了となる。

舞台では、初日まで、延々と稽古が続く。
稽古という名のリハーサルである。
一か月続くのは、あたりまえ。
時には、もっと続くこともある。

ただし、テレビでは、部分部分を撮っていくので、
全てが終わるのに、膨大な時間がかかる。
それに対して、舞台は、
長い間リハーサルをするのだが、
いざ本番が始まると、
毎日公演時間が終われば、それで終わり。
2時間の芝居であれば、実働2時間。

ハテ、どっちが重労働だろうか?
これは、それぞれの考え方による。
では、それぞれのスタッフに、
互いの現場に来てもらおう。

いつもドラマのを撮っているスタッフが、
舞台のリハーサルに来た場合。
 「え~っと、グダグダいつまでも、
何をやっているのかな?
待ち時間ばっかりで、
  早く本番やったらいいのに・・」
では、逆に舞台をやっているスタッフが、
ドラマの現場に来た場合。
 「え~っと、いま何を待っているのかな?
  この空白の待ち時間は、なにかな?」

かほど違う。
その両方に顔を出している役者である私。
待ち時間がどんなにあろうが、
一か月リハーサルという待ち時間があろうが、
どっちゃでもいいのです。
もっと言えば、
食事時間があろうが無かろうが、
休憩があろうが無かろうが、
睡眠時間があろうが無かろうが、
台本のセリフが、直前で変わろうが、変わらなかろうが、
なんでもいいのです。

もっと言えば、
明日、仕事があろうが無かろうが、
一喜一憂しない人間がココにいるのです。
リハーサル ③_e0077899_10342387.jpg

# by ishimaru_ken | 2020-03-25 05:32 | 仕事
リハーサル ②
リハーサル ②_e0077899_10294980.jpg
 リハーサルは、
我らドラマや映画を撮っている役者にはつきものである。
昨日、小学校や中学校のリハーサルの話をした。

では、ドラマなどの作り物の世界ではどうだろう?
リハーサルは不可欠である。
照明や音響などのスタッフの動きと、
カメラワークの為に、《試し》をしなければならない。
テストという言い方をするが、あくまでリハーサルである。
ドラマの場合は、そのリハーサルどおりに、
本番をこなさなければならない。
とっぴな面白い動きをして、ウケたとしても、
カメラに収まっていなければ意味がない。

だからと言って、リハーサルどおりにできるかと云えば、
そうとも言えない。
人は動きも感情も、コピーするのは至難のワザだ。
それでも、そのワザを要求される。
できなければ、首を切られるのがこの俳優業ともいえる。
10回やれと言われれば、
10回同じ事ができるのが俳優だと言っていい。
その証拠に、舞台では、同じことを100回でも、
1000回でも新鮮な気持ちで繰り返している。
不思議な人種である。

そして舞台のリハーサルでは、同じ事を何度やっても、
何度同じセリフをはいても、
けいこ場にいる人たちを、
うならせなければならない
のです。
それができる人が、名優と呼ばれる。
時折しか、うならせられない私なんぞは、
迷優と呼ばれたりする。
リハーサル ②_e0077899_10293361.jpg
   大分県杵築市の 大原邸前の石階段にて
# by ishimaru_ken | 2020-03-24 05:27 | 仕事
リハーサル
リハーサル_e0077899_1020953.jpg
 その昔、子供の頃、どうしても理解できない事があった。
《リハーサル》

小学校は、運動会でリハーサルをする。
運動会とは、一発勝負で、運動の闘いをする場であるハズ。
ところが、そのリハーサルをするのである。
まずは、全校生徒の入場行進。
その後、
《玉入れ》のリハーサル。
《玉転がし》のリハーサル。
《パン食い競争》のリハーサル。

ま、ここまでは許そう。
道具を運んだりする先生たちの段取りもあるだろうし、
あくまで観客である父兄たちに見せる目的もあるのだから、
よしとしよう。
で、この先だ。

《徒競走》のリハーサル。
今でいう、短距離競争だ。
誰が速いか競う競技だ。
コレって、予めやってしまったら、
いけないんじゃないのかな?
例えよう。

オリンピックで、ウサインボルトが走る100m走の、
リハーサルをするだろうか?
思いっきり大きく例えてみたが、
子供にとっては、同じである。
自分が試されている場所で、リハーサルをさせられる。
「よ~いドン!」
手を抜くハズがない。
本人たちは、本番だと思い込む。
いいのか・・・?

《卒業式》
これさえも、リハーサルが行われた。
観客である親御さんたちが参列する為に、
整然とした式をやりたいのは理解できる。
しかし生徒は、一生に一度の式を、
リアルに体感したくないだろうか?
予め、式典をなぞるのは、
一人一人の感動を奪いはしないだろうか?

このリハーサルをするシステムとは、
観客の為に行っているのであり、
決して、当人(生徒)の為ではない。
もし、当人のこころもちを考えれば、
いきなり本番が、よろしいのではないか・・
っと、10代のけんじろう君は、考えていたのでした。
リハーサル_e0077899_1019298.jpg
        テンの足跡
# by ishimaru_ken | 2020-03-23 05:18 | 昔々おバカな話
春はツクシと
春はツクシと_e0077899_12334462.jpg
 毎春、我が家の庭先に、ツクシが顔を出す。
ツクシを見ると、ホホがほころぶ。
「ういやつじゃ」
声をかけたくなる。
かけながら、ポキリともいで、台所に持ちかえる。
味噌汁に入れるのだ。
ハカマをとって、水洗いしたら、そのまま放り込む。
ひと煮立ちで、いい香りがしてくる。

春の香りとは、ツクシの味噌汁の香りのような気がする。
初春の香りは、フキノトウだと感じているのだが、
そのフキノトウが、ツクシの季節には、
まさに名のとおり、トウが立っている。
随分身長が高くなり、50センチを超えるモノもある。
いざという時は、コレも食べられるかもしれないが、
幼少期の頃を愛でているので、
とてもその気になれない。
その代わり、横から、フキの葉っぱが伸び、
その茎の旨さをアピールしている。
 「アクだけとってネ」
フキは二度美味しい、ういやつである。

フキのおひたしに、ツクシの味噌汁。
おっと、三つ葉も伸びているではないか。
春は、かれらと共に、のたりのたりかな。
春はツクシと_e0077899_12341782.jpg
 トウが立ったフキ
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    三つ葉とフキ
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# by ishimaru_ken | 2020-03-22 05:32 | その他
マンハッタンやるんだって?
マンハッタンやるんだって?_e0077899_9431817.jpg
 この夏、私がマッターホルンに登ろうという話を、
どこかで聞きつけた友人が、
眼を輝かせて私の前にやってきた。
その会話を、忠実にそっくり再現してみよう。

「イシマルぅ、マンハッタンやるんだって?」
『ん~とぉ、ちょっと違うけど、やる』
「ホオォ~、いつ?」
『夏』
「という事は、もちろん、許可はなしだよネ」
『許可?そんなんあったかなア~?』
「前々からやるだろうと思ってたけど、ついにやるんだ」
『ああ~思っててくれたんだ』
「あたぼうよ!最後はどうすんの?」
『最後って?・・自力で降りるんだよ』
「そうじゃなくてサ、捕まったらサ」
『捕まりゃしないサ』
「いや~たぶん、テッペンで警察が待ってるヨ」
『テッペンで、なんだって?』

「それより、どこ落とすのサ?」
『どこって、マッターホ』
「やっぱ。エンパイヤステートビルかい?」
『エッ?えっえっ?』
「キングコングやるんだなあ~」
『何言ってんの?』
「いいなあ~」
『マッターホルンだよ!』
「そんなビルあったっけ?」
『ビルじゃなくて、山だよ』
「ニューヨークの?」
『スイスの!』
「あれれ、あれれ・・ビルよじ登るんだよネ」
『ちがう』
「マンハッタンのビル登るって聞いたゾ」
『ちがう』
「うっそ、違うの?」
『スイスのマッターホルンに登るんだヨ』
「チェッ、つまんねーの」
マンハッタンやるんだって?_e0077899_94335.jpg
        妙義山で訓練中
# by ishimaru_ken | 2020-03-21 05:37 | その他
アコウダイを喰らう
アコウダイを喰らう_e0077899_9282099.jpg
 アコウダイがたくさん釣れた。
千葉の九十九里から、東へ向けて、
船でえんやこら走ったあたり、
大陸棚が終わり、深遠の大陸プレートの沈み込みへと、
釣り糸を垂れる。
すると、500mの海の底から、
真っ赤な魚体のアコウダイが、
提灯行列と呼ばれる並びで、
プカリプカリと海面に姿を現わす。

一匹、3キロ~4キロほどのデップリと太った魚体。
大きなクーラーボックスにごっちゃり詰め込み、
一路我が家を目指す。
友人らに、腹を空かして夕方来るように連絡する。
これだけの魚体ともなると、ウロコを落とすのさえ苦労する。
三枚におろすのに、時間がかかる。
よもや、骨をぶった切るには、トンカチさえ登場した。

しかして、出来上がったのは、
 刺し身
 骨酒蒸し
 オリーブオイルにんにくソテー

舌鼓をうつ仲間がいる。
がぶりつく仲間がいる。
一番人気は、
 オリーブオイルにんにくソテー
オカワリオワカリの大合唱。

どうやら、アコウダイと云う魚。
魚というより、肉である。
野生の肉に近い。
猪の肉塊におもむきが似ている。
自然界のみなぎる力が、体内に入ってきた感覚がある。
おおげさとは言えない何かがありそう。

その証左に、
仲間の顔に、つやつやの赤みが差してきたのは、
赤ワインを呑み過ぎたせいだけではあるまい。
アコウダイを喰らう_e0077899_928751.jpg

# by ishimaru_ken | 2020-03-20 05:27 | その他
ハンカチの持ち方
ハンカチの持ち方_e0077899_11114290.jpg
 ハンカチの扱い方が、よく理解できていない。

「ハンカチ持ったァ~?」
子供の頃、母親から声をかけられた。
『忘れたァ~』
返す言葉が、いつも同じだった。
現在も同じ言葉がかけられる。
そして、同じ言葉を返す。

なぜ忘れるのだろうか?
理由は、持っているその持ち方をよく理解していないからだ。
トイレに立ちより、手を洗ったあと、
口にはさんだハンカチで手をふく。
ここまではよしとして、問題はそのあとだ。
濡れたハンカチを、再びポケットにしまう。
男のポケットとは、さほど大きくなく、
身体に密着しているのがほとんど。
するとどうなる?
ハンカチが吸った水分が、そのうち、
じんわり浸透してくるハズ。
次に使用する時、乾いているのだから、
前回の水分は、体温で乾かされたと推測される。

濡れたモノを、自分のからだに近づけて体温で乾かす。
これって、正しいことなのだろうか?

ハンカチの性質上、
袋に入れてポケットに入れるなどという、
まどろっこしい作業はしづらく、
皆、慣習としてポケットに無造作に入れている。
ハンカチではなく、ポケットチーフとも呼ばれるほどだ。
この《トイレ手拭きそのまま仕舞う》問題は、
さほど議論されることがないのだが、
私は、昔から疑問を抱いていた。
ハンカチを忘れる行為よりも、
はるかに疑問行為だとさえ思っていた。

なんとなくポケットの中で乾かし、
しかもそのことを忘れようとする。
次に使用する時に、
前回濡らした事を思い出さないようにする。

こういうナシクズシ的な不正を許していいのか!
ドンッ!(机をたたいた音)

この点、女子はハンカチをバッグの中にしまうので、
許せるような気がする。
ハンカチの持ち方_e0077899_1111295.jpg
            入笠山湿原
# by ishimaru_ken | 2020-03-19 06:10 | 謙の発見!


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